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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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04.26.02:57

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  • 04/26/02:57

07.04.21:56

腰痛治療の難しさ

腰痛は自分が患い、再発地獄からなかなか抜け出せず、その中で論理的に正しいと思われる方法を模索し、自分が克服できたので、多くの同じような苦しんでいる方々を救ってあげたいと診療にあたってます。

で、患っていて治らない方の原因の根源と私が思い至ったのは信仰、信念の問題です。変形や椎間板の異常の問題ではありませんし、恐らく脳の問題でもありません。
要するに自分が無意識に信じていることに間違いがあるということです。

スピリチュアルな方で、自分の潜在意識は正しい判断をするなどと思っている方がいますが、大きな間違いです。潜在意識も大間違いをします。

で、治るのを拒否しているように私が見える多くの方は、近代西洋医学の物質主義が正しいという信念信仰を無意識に信じています。ですので、「呪いなんて無い」という呪いにかかっていることに気付いてない。要するに間違った信仰、信念はあなたを殺すこともできることなんですよね。腰痛なんてまだ可愛いものです。

私はこの間違った信念のために失明した患者さんを診たことがあります。眼科で異常がないと言われておられたそうで、恐らくその方の眼球や神経、脳に異常はないのだろうと判断できました。

もちろんヴードゥー教で呪いで亡くなる人がいることも確認されています。信仰信念は人を死なせることもできるのです。

で、腰痛を治す方法ですが、素直に現実を直視するということです。正しい医学的統計を色眼鏡なく見るということです。そして、腰痛はほとんどが構造異常では説明不能だということです。最近はマスコミでも言い出しているので知識としては常識かもしれませんが、信仰、信念では分かってない方が多いです。でも、自分は無茶苦茶痛いからそんなんじゃないと。

俗にいうストレスだとかいうのは、私は好きではありません。信仰、信念の話だということです。だって、タンザニアの人や昔の日本人は一般的な腰痛は無いのですが、彼らにストレスが無いなんて思えませんから。

ただ、自分は信仰、信念の変え方、宗旨変えの方法を自分では身に着けましたが、他人は難しい。まず、治りたい、変えたいと思わなければならないのですが、治るわけないとか信仰されている方が多い。口では治りたいとか言いながら、潜在意識が治るわけないと思っているのですから治りようがない。

まあ、私のこころの使い方とかで詳しく説明しているのですが、なかなか理解し難いようです。
やはり、若い頃からそういう信仰を持たさないことが腰痛治療で重要かもしれません。高校生くらいになるともう、難しい人が出てくるけどね。西洋物質科学を勉強し過ぎなんだな。

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06.27.03:10

孤高の筋肉ドクター

自分で言うのもおこがましいですが、孤独と言うにはそれほど孤独感はありません。それは来て元気になってくれる患者さんがいるからです。

結局、今までの私の培ってきた筋トレの道理からすると、現在の理学療法などがやっているリハビリはほとんどリハビリになってない。リハビリが機能を回復することとするならです。

これは周知の事実だと思います。特に整形外科医をしている人なら、リハビリの意味の無さを十分に理解していると思います。
開業する友人に「うちはインチキリハビリで開業する。」と何度も言われましたから。
要するに揉んだり引っ張ったり温めたり冷やしたりしたところで、何も機能なんて回復しないのは医学学術的に常識。
じゃあ、かと言って医者の方々が自分の仕事と称する投薬、注射、手術で機能が回復するかというと、これも疑わしい。もちろん、ドーピング薬物で筋力が増強しやすくなるなんてのはあります。が、ドーピングで効果を目に見えてあげようとすると、通常の投薬量ではそれほどの効果が無いので、副作用を覚悟でボディビルダーなんて使っちゃってるわけです。これを一般人にはそりゃ勧められない。

で、運動器の不具合で行く整形外科ですが、整形外科医のメンタリティとしては、自分は外科医ですから手術をすることが仕事であり、手術で治して価値があると思っている。

ですので、私が外来で患者の運動指導しているのを見たところで、「こいつ馬鹿じゃない?あんな理学療法士や無免許インストラクターがやっている運動指導みたいな下品なことを、手術もしないでやってるよ。」てなもんでしょう。

運動不足、筋力不足で骨粗鬆症(二次性の骨粗鬆症と言われていないものの大多数はこれと私は認識)になっている人でも、口先だけは運動しなさいと言いながら、運動させずに薬で治療、そして折れたら手術で治療というのが、自分の仕事であり、崇高な治療であると思っているフシがある。

私の感覚では、薬や手術なんてリスクを伴うことしなくても、正しく運動していれば、そんなに難しく無くリスク無く、何とかなる方が崇高に思うのですが、多くの整形外科医は全く受け入れないでしょう。

もちろん、利益的なことも影響しているでしょう。私のように治しても現行医療制度では、ほぼサービス。医師が運動なんて指導したところで、何故か運動指導(消炎鎮痛処置)は、診察だけ(外来管理加算)で帰ってもらうよりも安くなるという不思議な値段設定。
簡単に言えば私の治療は外来単価の底だということだ。そりゃ、みんなやりたがらない。

ということで、開業して以来、以前に輪をかけて孤高感を感じながら診療しているんですね。

親戚の胸部外科医に、数例でも症例発表したらインパクトあるんじゃない?と言われ、動画なども4月から撮り出していたのですが、整形外科の友人に相談したところ、インパクト感じないんじゃない?クリニックの宣伝にでも使ったら?という意見だった。要するに整形外科医は運動なんて興味ないんですよね。手術で治るか治らないか。そこが問題で、運動は機能が回復するかよりも、知識として好きな人は多い。◯◯トレーニングなんて山程名前だけ知っている医師なども多い。かと言って、やらすのはパラメディカルで、そんなことやるのは医者のやる仕事じゃない。そんなパラメディカルがやるようなこと医者がやらなくても良いという態度で、理学療法士に丸投げして、しかもそれをほとんどインチキリハビリと称している。

どうも、孤高と言うと自惚れているような気もするのですが、まあ以前e-クリニックの岡本先生が、e-クリニックに来ているような医者ははぐれ者だから、医者の友達なんかいいひんといってましたが、私もそんな感じなので、孤高の筋肉ドクターをやっていくしかないなと思っているわけです。いや、それ程整形外科友達がいないわけではありませんよ。ただ、患者の治療としての積極的な運動を推奨する友達はいませんが。

まあ、親戚でも私の言うことを理解する人はいませんからね。結局先日亡くなった祖母も、施設入所→骨折→手術→車椅子生活→死亡っていう現代日本人、現代運動器治療の王道を通って死にましたからね。
私の理想は施設入所の前にキストレ習慣。そして、死ぬ時がベストコンディション。何故死んだんだ?昨日までピンピン歩き回っていたのにと皆に思われる生き方。そっちの方が医療費も抑えられて人に迷惑をかけない良い生き方と思っている私はマイノリティ。

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06.23.10:58

君はロボットかい?

器械はどういう仕事をして欲しいか目的に応じて作る。
で、目的のために働く。
使い続けると、壊れていく。
器械を作る→器械を使う→壊れる。

肉体は仕事をすると、それが出来るように慣れる。
仕事に慣れ続けると、どんどん身体まで適応して変化していく。
それを利用するのが筋トレだったりする。
うまく使えば、どんどん強くなっていく。
肉体を使う→肉体が作られる→強くなっていく。

なのに自分は器械だと思っていて、使えば壊れると信じて、心が壊れていく人が多い。

まあ、そういう人の加齢変化を捉えて、ここが壊れている、あそこが壊れている、手術で修理だ!部品交換だ!と機械論でやってきた整形外科の歴史が、悪影響を及ぼしている気はするが。

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06.21.09:34

感性

昨日、一度座ったら立ち上がれないご婦人が来られた。
「動けなくなって手術を決断するなら、その前に当院へ。」というサイトのコピーを見て来られたようだ。
そしてレントゲン上は両変形性股関節症。
今まで行っていた整形外科ではリハビリで電気やマッサージをしていたらしい。
で、整形外科的思考法なら、人工股関節置換術だろう。おそらく。

で、スクワットをしてもらったのだが、身体を全く支えられていない。
痛いから立てないとか、そういう曲解せずに現実的に観察すると、明らかに筋力が足りてない。
ある程度までしゃがみ込んだら落ちてしまって上がって来れない。

これは、レントゲンがどうであろうと、体重が重かろうと、まず、鍛えなければどうしようもないと私は思うわけです。

私がそう思うのは、学生時代から筋トレに親しんできたからなのだろうか?
何故、世の中の多くの人はそう思えないのだろうか?

そんな高齢の(ちなみにその方は57歳)股関節が変形してる人に運動させたら可哀想?
痛み止めやマッサージや手術で、何とか痛みを取ってあげるのが優しい?
痛いのなら車いす?
電動車いす、最新のリハビリ補助器具のテクノロジーを未来の人が使うエネルギーを擦り切らせて動いてもらう?

最近行ったリハビリ学会もこんな考えの人ばかりだった。

せいぜい、超高価な歩行練習マシンが置いてある程度の運動への興味。

きっと現代生活にどっぷりハマってバーチャルの生活とかが長くなるとそういう思考法になるんだろうな。
筋トレとは超最新テクノロジーとは思うが、野性的感性を取り戻してくれるものなのだろうか?
何も私はおかしな感性だと自分では思っていないのだが、この超マイノリティ感の意味が分からない。

もし私がおかしいのなら、誰か私の感性を正してくれ~。

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05.20.02:40

気色悪い医療

勤務医を辞めて長期間色んな所でバイト生活をしていた。
もちろん、自分なりに良い医療を提供しようとしてきたつもりだし、様々な経験も積めて良かったと思う。

でも、保険の枠内で必要悪なようなことも多少しなければならないこともあった。

それが、開業してから本当に嫌になった。気色悪いんです。気色悪いことしたくないんで、開業したんです。いや、ホント。

最近、辞めたバイトも気色悪いんで辞めました。

まあ、医療自体が必要悪なところがありますからね。前向きで健康な医療を提供したいんですよね。

あ、別に臭いのやグロいのは平気です。

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05.18.01:54

医師による筋力増強剤使用

運動器の疼痛と心理社会的因子の強い相関が判明してから、精神安定剤や抗うつ剤などを整形疾患の薬として出し始めたり、次々に作られる骨粗鬆症の新薬などを見て、まだまだ薬漬けが好きな人が多いんだなと思うのですが、一つ疑問がある。
廃用症候群、運動器不安定症、ロコモティブ症候群、サルコペニアなど、運動不足による筋力低下の病名は多々作っているのに、なぜ筋力増強剤を整形外科医は使おうとしないのだろうか?

骨粗鬆症なんて筋トレすりゃ解決すると思っている私は、前記の運動不足疾患も筋トレすれば解決すると思っている。
しかし、医療はどうしても筋トレを避けたいようだ。絶大な効果があることは私は肌身で感じているが。

恐らく、筋力増強剤を使っても有効な筋トレが出来なければ効果が出せない。もちろんそれほど筋トレを追求しなくても適当にトレーニングすれば薬物が効果を加速してくれるとは思う。しかし、それでも効果が出せないほど、医療界の筋トレのナレッジレベルは低いと思う。自動運動が筋トレとかいうレベルで止まってますからね。下手したら他動運動であるストレッチを筋力を維持するためにとか勧める医師がいるくらいだ。

しかし、時間の問題のような気もする。そろそろ、筋力増強目的の薬物をご老人に使い出すんじゃないかな?まあ、ドーピングはあり得ないような量を使うみたいだけど、医療でそれは認められないでしょうけど。

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05.12.09:37

腰を痛める

トレーニングに来られていたり、診察でリハビリしてもらう時に「腰を痛めませんか?」と聞かれる方が多々ある。

腰痛について深く知ると、こう思っているのが腰を痛めるってことが分かるんですね。

で、腰が痛い時は、トレーニングや運動をする時に痛いんです。
トレーニングや運動で腰は痛めません。

このビデオを見ただけで慢性腰痛の4割の方が改善したのは何故が考えれば分かりませんか?

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04.22.11:46

オールマイティなリハビリ

統計上、筋力と無関係な運動器の疼痛疾患も多い。
しかし、運動した方が良いという疾患も多い。

で、筋力と無関係な運動が良い疾患にも折角だしと筋力に有効な運動をしてもらうと、なかなか良い反応がある。
もちろん筋力増強を刺激するので低下させるよりも悪いわけはないが。

以前は、筋力と無関係な運動をした方が良い疾患には、何でも良いんで身体を動かしてくださいと言っていたが、最近は筋力をつける運動を筋力とは関係が無いのですがと言いながらやってもらっている。

運動器のリハビリとして筋力を増強させる運動はオールマイティだなと思う今日この頃です。

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04.14.21:35

根治

癌の手術で根治術なんてものがある。要するに、全ての癌を取り切ったということだ。

しかしそれが根治かというと、癌細胞を全て取り切ったとは言えず、また、癌細胞が出来た原因を治したわけでもない。

病気の素を完全に治してこそ根治だろう。


運動して弱った身体を強くしたことにより、弱った身体からくる病気を治した場合、それは本当の根治と言える。

栄養素が不足したことによる病気にその栄養素を与えた場合、それも完全な根治と言える。

心理社会的因子からくる病気を、心理社会的側面から治療した場合、これも根治である。


しかし、心理社会的因子からくる病気を根治させようとして、プラセボですか?とか思われる方がいるようだ
そういった心理社会的因子からくる病気に、手術したりするのをプラセボって言うんですが。

どうしても、心や体の生活習慣に劇的な変化を加えて適応を促し治療すると、根治なのにも関わらず、ごまかしているとか無理とか思う方が多いようだ。

多くの方には、病気を根治するには薬や注射や手術が必須という思い込みがあるようだ。本当はそっちがプラセボかもしれないのに。

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04.05.00:54

クソ内科医

最近、整形外科、筋トレを蔑む内科医の声を聞く機会が何度かあった。

内科外来診療中に「整形外科なんか行っても治りませんよ。整体か整骨院行った方が治りますよ。」と大きな声で患者さんに説明する内科医。

ある会で「失礼ですが、整形外科の先生方は骨に興味があるようで、筋肉に対しては整体やカイロ、整骨院の方がきっちり診てくれますよ。」とのたまう内科医。

本日も別の内科外来中の医師が「筋肉なんか要らないですよ。そんな運動するから痛めるんですよ。歩くのに筋力なんかほとんど要らないんで、無駄な筋肉付けなくて良いんですよ。」と患者説明の声が。

てめえらの勧める安静が患者を悪くしてんだよ!
筋肉ドクターをなめんなよ!!

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