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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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05.23.08:11

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  • 05/23/08:11

09.22.20:12

介護保険問題

うちの整形外科にデイサービスに通いながら通院されている患者さんがいる。
患者さんと言うか、下肢の筋力低下だ。

もちろんデイサービスでは「リハビリ」と称する何かをしていて、デイサービスはそれで儲けている。だから、診療所で「リハビリ」されると困るという。

あいにく、うちは広さも人員も施設基準を満たさないので、「リハビリ」という保険請求はできない。

で、うちで運動されて下肢の筋力は大幅に改善してきている。
連れてきている息子さんも、お婆さんの動きの回復ぶりに驚かれています。

が、その機能回復効果を出している当院は「リハビリ」をやっていないことになっていて、効果の無い「リハビリ」をやっているデイサービスは儲けている。

というか、この介護保険制度自体に問題がある。
お年寄りが動けなくなればなるほど、補助が出る。で、介護度が下がろうもんなら、もらえる補助が減るもんで、家族から文句が出ることが多い。
前記の患者さんを連れてくる息子さんは、動けなくなっているお母さんを何とかしたいとうちに連れて来られて、偉いと思う。介護度が下がるかもしれないのに。

で、介護保険の意見書なるものも介護度を決める材料になるようで、医師が書いた意見書で介護度が上がると、老人施設から「ありがとうございます」と言われる。別にその施設でどんどん動けなくなってるから、あるがままに動けない状況を書くだけなのだが。

老人なんて、普通に生活していたらかなり体力低下してますから、ちょっと安静にさせればすぐに動けなくなります。

施設側も介護度が上がる方が、もらえる介護保険料が上がるわけで、「ありがとうございます」ということだ。

要するに、老人は寝たきりになればなるほど、家族も看る施設もお金がもらえるってシステムだ。

そういう家族や施設にとって、家族の老人が動けるようになって介護度が下がるのは困るとなるわけだ。

そもそも、多くの医師の認識でも、老衰は治らないという前提がある。要するにお年寄りが動けなくなったものがもう一度動けるようになる訳が無いという前提だ。だって現に理学療法士が頑張ってリハビリしても、弱っていくのしか見たことが無いよってのが当然な常識なわけです。

その弱るスピードを何とか遅くしたいというのが、日本整形外科学会のロコモ活動って感じです。

まさか、お年寄りの筋力が強くなるなんてあり得ない、というのが常識なのです。

なので、そういう動けなくなった老人に手厚い補助をってなるんでしょう。


はっきり言いましょう。老人の筋力は適切に運動すれば強くなります。介護度下げることにメリットのある制度に変えないと、無駄に元気な高齢者が寝たきりにされています。


これ、知り合いの政治家に教えてあげて下さい。超高齢化社会の解決法の一つです。

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Re:介護保険問題
2015年09月26日土


そうですか?

わかりました。


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