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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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06.23.15:58

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  • 06/23/15:58

10.11.12:05

慢性疼痛の損傷と運動

私なりにまとめた慢性疼痛になる人の傾向ですが、痛みは損傷であるというモデルを信じている人と、痛みは運動が増悪因子だと信じている人だなと。

よく整形外科の外来に来られる患者さんの発言で「何もしてないのに痛くなりました」というのがある。
この人は完全に上記を信じている人だ。
運動しなければ痛みは増悪するはずもないし、損傷が無ければ痛くなるはずがないと思っているので、このような発言になる。

しかし、症状安静を勧められる医学論文がまだ1件もなく、安静の危険性を示す論文が山ほどある中で、運動する方が身体を痛めるという考え方は大きな間違いとしか言いようがない。
別に医師は全員こう思っているわけでもない。主観的な体験と伝統的通説を重んじる医師は絶対にこうは言わないし、医師で慢性疼痛を患っている人も多い。

そういった大人に限って子供には鍛え方もしらないで無茶苦茶拷問のようなしごきをして、本当に使い過ぎの怪我をさせたりしている気がする。

あと、「変な動きをしたので」とか「かばっていて他のところが」といった発言もよく聞く。
もちろん可動範囲を超えて関節を動かせば、変な動きをしたので損傷したというのは納得のいく話だが、骨折、脱臼、捻挫をせずにいられない。だから捻挫だと可動範囲内で思っている人も多いようだが、私はどうかと思う。
たいたい、ちょっとかばったくらいで痛くなるってのはどんだけ運動不足で弱ってたんだ?って話なわけですよ。普通に考えれば。まあ何がしかかばってれば、通常生活に比べて負担はかかるでしょうが、普段から運動習慣があれば多少の筋肉痛程度でしょう。

ということで、痛みと言うのは損傷じゃない機能的なものが圧倒的に多く、それは運動で改善はしても悪化することは無いと考えて間違いないと思いますね。

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10.08.22:29

ロコモって?

ロコモティブ症候群なんてものは、メタボリック症候群で特定健診始まった内科を羨んだ整形外科が作ろうとしようとしか思えなかったが、今日はその勉強会へ行ってきた。

変形性膝関節症の痛みが主に話されていた内容だったが、中外製薬がスポンサーだからのは分かるが、過剰にヒアルロン酸の注射スベニールを勧めていた。
無治療、鎮痛剤、ステロイド、ヒアルロン酸で、除痛でも関節破壊でも優れているのはヒアルロン酸と。
しかし、これ、それぞれ選択した人の統計だけで、二重盲検法でも無さそうで、要するにヒアルロン酸選択した人のプラセボ効果が一番高かったとも言えるんじゃないのかな?
ヒアルロン酸のポジティブなイメージが宣伝されまくってますからね。

で、筋力と膝の痛みに関する考察は無し。
運動も関節に負担をかけない運動が良いとデータ無く説明。

ロコトレを整形外科は勧めているのですが(筋肉ドクターは勧めないが)、そういった運動はどうか?という質問に、ロコトレは健常者の予防の話で、変形性膝関節症が発症した場合はヒアルロン酸で、ロコトレは勧めないそうだ(私に言わせればロコトレは強度が低すぎるけど)。
じゃあ、ロコモ啓発活動って何なん?発症したら勧めないで、膝がどうもない人が外来に来た時に勧めるって?それで、ロコモティブ症候群が解決するって?

そりゃ、ロコモ啓発活動広がらんですわな。

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09.16.11:08

正しい筋トレの普及

かなりの変性疾患の手術が、正しい筋トレで避けれるのではないか?

そんなことを考えながら、患者さんに正しい筋トレができない医療機関で働き続けてきて、いよいよ開業し、実際に正しい筋トレと私が確信しているものを提供しているわけですが、ほぼ答えが出ている気がします。

間違いなく変性疾患に対して手術より正しい筋トレの方が結果が良いという感触がある。

もちろん、多くの医療者、研究者を納得させるには、正しい筋トレをメカニズムから、統計学から効果が高いことを実証し、かつ手術群と正しい筋トレ群の比較、もしくは正しい筋トレと正しくない理学療法の二重盲検法の大規模比較試験などをしないと、そう断言はしてはいけないんでしょう。
しかし、私にそんな知識もお金もありません。

まあ、私が生きている間は、私がやっていることを正しいと認める専門家はいないでしょうね。
まだまだ変性疾患の痛みに対して安静を指示する世の中ですから。

うちで体験したり、目撃した若いバイトの方々に、少しずつ広げていってもらうしかないなと。

細々と正しい筋トレの普及、できるだけ恩恵を受けるチャンスを逃す方々に可能な限り正しい筋トレを提供するだけですね。私の人生は。

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09.14.20:19

ほんまっすか?

最近、某患者さんに言われた「ほんまっすか?」シリーズ

・湿布は怪我が治るのを遅らせます。
痛み止め(NSAIDs)は治癒(免疫)反応の一つである炎症を抑えるので、痛みを軽減しますが、治癒は遷延させます。湿布も痛み止めの薬です。治すものは一切含まれません。

・怪我は後から出ません。
怪我は強い外力を受けて身体の組織が損傷した時に発生するもので、北斗の拳のような後から内部から損傷するようなことは起こり得ません。

・マッサージで治る病気や怪我はありません。
マッサージは気持ち良いのが重要で、気持ち良い=治るとは限りません。
おいしい=治るのと関係が無いのと同様です。

・腰痛や肩こりは安静にしても治りません。
腰痛や肩こりは怪我ではないので患部の安静で良くなることはありません。
患部の安静が推奨されるのは怪我くらいです。
これもあくまでも患部の話で、全身の床上安静が支持される病気や怪我はありません。
全身の多発外傷くらいですか?

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09.07.21:12

医療の最前線

医療の最前線と言うと救急医療を取り上げがちじゃないですか?
西洋医学はとりあえず、物質的に作用させるといった分かりやすい話なので、救命救急などの急性疾患には有効性が高い。
死ぬか生きるかは、とりあえず心肺機能さえなんとか止まらないように維持しようとすれば良い。
で、やらなければ生きるか死ぬかの心肺蘇生などは現在はAEDも普及し、一般の方への啓蒙も進んでいる。要するに一般の方でもできる。

しかし、私がやっている運動器の機能低下を上げるなんてことは、生き死にに関わらないし、物質の作用で簡単に説明できるものでもないので、一見病人に見えないような人をどうにかするという話だ。機能的な問題は目に見え辛く、検査でも異常と言われ難い。それを何とかしようというのは、物質主義的には理解し難い。

なのでよくよく考えると、救急医療を医療の最終ラインとすると、運動器の機能改善こそが医療の最前線と言えるかもしれない。
が、現在の医療はその最前線をパラメディカルに押し付けて軽視している。
しかし、この最前線を破られるとどんどん病人らしくなっていく。
ある意味自分は最前線で闘う珍しい医師かもしれない。
しかし、最終ラインで働く救急医ほど華々しくは注目されないね。
まあ、はぐれドクターですし。

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08.16.10:07

治りたい理由

自己啓発的な話で、いくらHow toが分かっても人間はやらないと言う話がある。
ロバート・キヨサキさんも、「金持ちになりたいんですが、どうやったら金持ちになれますか?」と聞かれて、いくら方法How toを教えてもみんなやらないことに気付いたとおっしゃっていましたが、これは医療に関しても言える。
「どうやれば治りますか?」と聞いてきて、How toを教えても誰もやらない。
私も散々スクワットのパンフレットを配ってきましたが、まあ、その場でやらさないとまず自分でやった人を見たことがありません。家に貼ってあります、毎日やってみたけど変わらない(週に1回やりましょうって書いてあるけど・・・読んでもいない)などと言ってやらない人ばかり。
自己啓発に金持ちでないHow toマニアが集まるように、ある意味医療機関にはそういった健康でないHow toマニアが集まっているのかもしれない。

で、何が重要かですが、ロバキヨさんは何故金持ちになりたいのかという大きな理由Whyが無ければ誰もやらないと言っています。
自己啓発の大御所アンソニー・ロビンスはBig Whyが重要だと言っています。

要するに自己啓発でも医療機関でもBig Whyが無ければ金持ちにもなれないし治れないということだ。

逆に言えばBig Whyを持っている人は、自己啓発へ行く前、医療機関にかかる前に、もう金持ちになる方法、健康になる方法をやっているので、そういうところへ行かないのかもしれない。

まあ、医療機関には実際本気で治りたくない人も多く来られる。病気であること、仕事ができないこと、介護がいること、障害者であることを証明してもらって、何がしかの利益を得ようと思って来られている方も多いし、そういった不幸な自分を慰めて欲しいだけの人も多い。そういう人は治る方法を聞きたくないので、そういう話をしだすと明らかに不快な顔をする。そんな話をしに来たのではないという感じだ。
こういう傾向は特に整形外科に強いかもしれませんね。他科ではあまりないかな?

基本、医療は医師も患者も性善説が前提で作られていると思うけど、全く現状はそうでは無いですよね。医療者側だって、結局そういう治る気の無い患者さんを通わせ続けて儲けるシステムを甘受している人が大多数だと思います。そして、そういった治る理由の無い人が使う医療費を自分で治す人も社会保険料として払い続けている。しかも、我が国の社会保険料は既に破綻している。

医療機関へかかる人が治りたい理由Big Whyが無ければ行かないことになったら、医療費はかなり抑制できるでしょうね。

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08.15.10:07

構造を知るvs.使い方が分かる

現在、多くの人がスマホを使っている。
しかし、そのほぼ全員がスマホの構造を知らない。
ハードウェアとソフトウェアの違いも知らなかったりする。
でも、使える。

人間も、自分の構造を知り尽くさなくても、自分で使いこなせる。
スマホもアプリを使いこなすかどうかと、構造を知ることは全く別問題だ。

で、人間の構造を知ると、老化現象というものがある。これを器械の故障のように捉えるのか、ただの変化と捉えるのかで疾病概念が異なる。
ある意味ガンや血流障害などは高齢者に多いわけで、故障的な老化と言えるかもしれない。

しかし、整形外科疾患と思われていたものが、構造的には単なる故障では無い加齢変化で、体の使い方、心の使い方で解決するものが多いことが知られてきている。
そういう意味では、運動器は構造的に故障しにくい。余程無茶しない限り壊れない。
逆に、使わないと故障的老化を加速するという構造的な特徴がある。
これは器械が使い続けると故障するというのと真逆だ。

要するに、運動器のトラブルは構造を知らなくても心と体の使い方が分かれば問題ないということだ。使い方を間違った人がトラブルを起こす部位で、構造を知ることはそれほど重要じゃないということだ。アプリのバグのようなもので構造を直さなくても修正できる。
しかし、現代人は構造を深く知ることが専門家であり重要であると思っている人が大多数で、心と体の使い方をよく分かることを軽視していると思う。
いや、分かった気でいる人が多い。

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08.11.03:15

交通事故の患者さん

疾病利得の典型例なのですが、あんまり知られていない気がします。

で、まあ、はまった方は治らなくなりますよね。それを食い物しているパラメディカルも散見されます。まあ、クリニックもそういう所あるかもしれませんが、トラブルの元なのでと断られているクリニックもたまに見かけます。

簡単にいえば、自分は被害者なんだからいろいろ無料サービスを受けてやろうと思って来られる方が多いということです。
そういう方は治りにくいわけです。
事故の首への衝撃や外傷とは無関係な場合がほとんどなんですね。ムチ打ちってやつは。だから、無垢な子供や交通事故の補償の無い国の方々はならないわけです。

で、うちのスタンスですが、基本的に全ての患者さんに医療機関でのお世話になってもらわないように早く治すというのがコンセプトですから、来られても慰安行為は一切置いてません。
で、治りにくいとか言われる方は、上記のように大きく心理的因子が関わっているのですが、心身一如ということで身体を思いっきり動かして頂いてます。

結構これで、治らないと思っている人が一撃で治ったりするのが面白いのですが、まあ、多くの方は無料サービスを受ける気満々で来られますので、説明など面倒くさいと言えば面倒くさいです。でも、きっと、他行くよりは早く治していると思っています。

もちろん、本当の怪我で処置や手術がいるような場合はそうしてもらいますよ。

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08.05.14:34

占い名医

私がぺてん師だと思う人が、世の中で名医だったりする。

たとえば、患者さんに「いつ治りますか?」と聞かれて、「一週間で治ります。」とか言うと、世の中の方は、あのお医者さんはよく分かっているとか思うのでしょう。
「これは一生治りません」とか言われても、お医者さんが言うんだから、きっと自分は酷い状態なんだ、このお医者さんは分かっているとか思うんでしょう。

しかし、正味な話、お医者さんは占い師じゃないんだから、最低限の科学的思考を持っているなら未来は確率的にしか言えないわけで、絶対に治るとか治らないとか断言できるはずがないし、一週間後に何が起こるかなんて天気予報ですら当たらないのに分かるわけ無い。

で、「いつかそのうち治りますよ。」などとお医者さんが言うと、患者さんは「そんな適当なこと言って、誰でも言えるわ。」とか思うわけです。でも、このお医者さんはいつか知らないが治るものであるという確かな情報は掴んでいるわけですし、そのいつか治る病気であると確定診断できているのです。なので、確率論的にこう言っているのです。

これこそが正しい予後の予測だと私はおもうのですが、世の中の人はいい加減な頼りない医者なんて評価したりするわけです。

で、結局ぺてん師みたいな占い医師が、良い先生とか言われてたりするんだな。きっと。

あ、ちなみにバイト先の先生と患者さんの会話聞いてて思った私の客観的意見で、自分のことではございません。

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07.13.20:48

筋トレ整形外科の勧め

筋トレナレッジの基本、キストレをマスターしながら整形外科外来をしているわけですが、はっきり言って楽しいです。

要するに、何故身体が強くなるのかの基本を知っているわけですから、傷めたり弱ったりしている人をどう強くするのかを自分で考えてできて、しかも根治できるわけです。

通常、整形外科外来していても、診断するだけ。で、対症療法の薬や注射で終わって、根治はできるかできないか分からない理学療法士を始めパラメディカル任せ。
はっきり言って、あんまり面白い作業ではないと思っていました。

整形外科医は基本的に、自分は身体を触っても鍛え方とかはよく分からない、自信が無いからパラメディカルに任せるという方が多いでしょう。
しかし、私に言わせれば、パラメディカルなんてもっと分かってないと思わなくもない。

筋トレ整形外科外来、今、整形外科医をされている人からすると(儲からないかもしれませんが)、自分で治した感は無茶苦茶感じられると思います。

で、整形外科医の皆さん。今度の日曜日のセミナー来て、自分で体感して分かれば、そんな外来をするのは簡単なこと。
胡散臭い手技療法習いに行っている整形外科医もいるようですが、そういったものとは雲泥の差の充実感が味わえる外来が出来るようになりますよ。

是非、お勧めです。

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