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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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04.20.06:10

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  • 04/20/06:10

06.01.21:49

一流の体の動き、姿勢

スポーツ医学の会へ行ってきましたが、その中で理学療法士でトレーナーの方の講演がありました。
どうも国のお金でやっているようなところで中心にやっておられる方のようです。

そして、怪我からの早い回復、早期復帰、怪我の予防の話をされていたのですが、体の動き、姿勢の訓練に終始していました。

彼の理論では身体のねじれが傷害の原因というものでした。それで、怪我をしない捻らない動きを練習するとのこと。

しかし、プロに近い一流スポーツ選手にやることじゃない気がしました。

一流選手は怪我をしても勝とうとするくらいの気持ちでやっているからこそ、怪我をするし、それが見ている人を感動させるわけです。怪我を予防するためにやってるんじゃない。

仮にその動きの訓練を受けて怪我をしなくなっても、パフォーマンスが落ちるようなら絶対にその選手はその動きをしないと思います。大体において、幼少期から一流になるまでやってきた勝てる動きを、怪我したからってその後、数週間か数ヶ月程度やったくらいでその動きしかしなくなるとは私には思えません。

勝てる動きで傷害が予防できるっていうなら、おそらくその選手は必死でマスターしようとするし、試合中も心がけるかもしれませんが、選手は試合中は勝つことに集中しているので、そんな怪我の予防の動きに心がけるわけないでしょうし、そんなことに心がけて一流を維持できないでしょう。

身体の動きや姿勢など、人の癖に難癖つける暇があったら、身体の能力を回復させてあげることに集中すべきかと思うんですがね。

技術は各競技の専門家に任せて、理学療法士如きの踏み込む領域じゃない気がするね。もちろん医者も。

もちろん、外来ではスポーツ障害の子供など来たら、こういう動きが傷害の原因になるよって教えますけど、この子は一流になる能力が無いんだろうなと思ってしまう(爆弾発言!)。素人の医者に動きの注意受けなければならないくらいなんだから。

千日回峰行の酒井雄哉大阿闍梨も修行中色々歩き方とか、おそらく阿闍梨さんほど歩いたこと無い人からアドバイスされるようで、本の中に「歩き方は人それぞれ、みんな違うものなんだ。結局、人は自分の歩き方でしか歩けないんだよな。自分の歩き方で歩いていかなきゃしょうがないしな。」と書いてます。
箴言です。


余談ですが、心肺機能は床上安静で1日1%機能低下するそうな。筋肉の倍のスピードで弱るんか。やはり、安静はヤバイ。
最近、科学的と言われる医学が捨てた祈りの方が、未だ採用している安静より断然良いんじゃないかと思う今日この頃。

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