11.27.13:38 [PR] |
10.09.16:15 獨行道 二十一箇条 |
一 世々の道をそむく事なし
一 身にたのしミをたくます
一 よろすに依枯の心なし
一 身をあさく思世をふかく思ふ
一 一生の間よくしん思わす
一 我事におゐて後悔をせす
一 善惡に他をねたむ心なし
一 いつれの道にもわかれをかなします
一 自他共にうらミかこつ心なし
一 れんほの道思ひよるこヽろなし
一 物毎にすきこのむ事なし
一 私宅におゐてのそむ心なし
一 身ひとつに美食をこのます
一 末々代物なる古き道具を所持せす
一 わか身にいたり物いミする事なし
一 兵具ハ格別よの道具たしなます
一 道におゐてハ死をいとわず思ふ
一 老身に財寳所領もちゆる心なし
一 佛神ハ貴し佛神をたのます
一 身を捨ても名利はすてす
一 常に兵法の道をはなれす
- 正保弐年
- 五月十二日 新免武藏
- 玄信
- 寺尾孫之丞殿
宮本武蔵が書いたものみたいですが、なぜ、濁音が少ないのでしょうか?「なれす」って「なれず」とちゃいますか?
でも、「いとわず」って書いているところもありますし、濁音が無かったわけでは無さそうです。
古文を選択していなかった私には何故か分かりません。
今、横にいた看護婦さんに聞いたら、宮本武蔵は頭が悪かったから濁点を打ち忘れたに違いないそうです。
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