筋肉ドクターの気まぐれ日記

数字というのは本当に面白いものだと最近何となく思っています。

動物というのは数字の計算を持たないと思うのですが、しかし、動物はこの世の中を曲解して理解したりはしないと思うんですよね。

人間というのは精神世界という独自の世界をこの世とは分離して持ってしまった生物なので、この世の捉え方は千差万別、あの世があると言ったり無いと言ったり、神がいると言ったりいないと言ったり、霊が見えると言う人もいればいないという人もいます。動物ってそんなこと議論しないでしょ。きっと。

そこで、数字の計算というものを持ちだしてきて、大きい、小さい、たくさん、少ない、重い、軽いなど、色々なものを感情を交えた形容詞で表現したりしますが、それを数字で、何個あるとか何cmとか何gとか人類共通の大きさにこの世を定量して表現してきました。

その数字という架空の世界でこの世の共通認識をより強く持つようになり、自分の精神世界とこの世の乖離を修正しようとする道具として使っているわけですよね。

科学というと、何か崇高な数字を使ったマジックのように感じている方が多い気がしますが、動物と比べてこの世を曲解している人間が間違いを修正しているだけの作業とも言えます。

でも、もともとは人間も動物ですから、考え過ぎずに見たまま、感じたままを素直に受け入れれば、この世を普通に理解できるはず。何も小難しい数学を駆使しなくても、元気に健康に生きていけるはずですというのが、私の健康のKIS原則。

しかし、私もこの世を曲解している可能性はもちろんありますから、そういった数字の結果で曲解を解く作業は必要なのが悲しいかな人間の性ということですよね。面白い。

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