筋肉ドクターの気まぐれ日記

最近逮捕された病院の中では、架空の心臓手術を「なんちゃってステント」と呼んで院内では架空手術を幅広く知られていたそうだ。

一般に行われている整形外科のリハビリの温熱、電気、牽引などの物理療法（マッサージを含む）のことを、最低私の知っている何人かの整形外科医は「なんちゃってリハビリ」と呼んでいます。
日本中の整形外科医が広くそう呼んでいるのかは定かではありませんが、そう思っている人が大多数でしょう。

実際治療と思ってやっている人って、極少数の現代？医療信者のドクターだけじゃないかな？
あとは整形外科やったことないのに開業する時にリハビリテーション科を標榜して客集めにマッサージや物療している他科のドクターくらいかな。医療器具屋さんにこれは治療器でしかも集客になりますよと言われて、調べもせずに本気にしているんでしょうね。本気でそういうのを正規のリハビリだと思っているドクターは。

まあ、正しくは害なんですが（依存して治癒が遷延します）、害がなくて気持ちが良いということで黙認されている部分もあるのでしょう。

病院内だけでの公然の事実で「なんちゃってステント」は（多分内部告発されれば）逮捕される級ですが、保険診療で認められている国をあげた「なんちゃってリハビリ」は黙認されてニュースにもならないんですよね。

赤信号みんなで渡れば恐くないってことか。

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