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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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05.18.22:13

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  • 05/18/22:13

08.26.03:15

人生の目的

ある自己啓発の系統では、人生の目的は感情、気持ちの変化を得ることと言っている。

古来、密教の教えもよくよく考えてみると感情の解放だったりする。


しかし、これってそうでもない気がしてきた。

感情の変化を求めるならば、結局享楽的な行き方も充実した人生と言えるが、本当にそうだろうか?

また、新宮先生が言うように人間の感情、感覚はウェーバー・フェヒナーの法則に従い、より充実した感情を得ることはどんどん困難になる。


結局、ドラッグやギャンブルに溺れる人も多いように、人は至高体験を得る人生に憧れ求める気がしてきた。
苦行を否定した釈迦の仏教に行者がいるように、結局、頭だけではない健全な至高体験を勧めているのではないだろうか?

で、健全な至高体験を得る最も簡単な方法が、実は真剣に効果を求める筋トレじゃないかと言う確信めいたものを最近持ってきた。

こなす運動の筋トレでは得られませんが。

理由はいろいろありますが、次にやるセミナーででも話そうかな。

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08.22.11:30

筋力低下への対処

筋力低下というのは、筋肉の問題だけでは無くて、神経がやられても低下する。

が、自分の体験上、痛くて力が入れられないのも筋力低下だ。

医学上はこの3つの要因に分類していない傾向にある気がする。
痛いのも筋肉や神経が原因ということになっている。
最近、別の要因もあることが分かっていますが。
脳って言うと、また神経の延長とも言えなくないが、そうじゃない心の問題と思っています。

で医学的にはそれぞれに対処法が異なるということになるでしょうが、適応反応から考えれば使わなければ廃用性の変化(老化)が起こり、使えば適応反応が起こる。しかも使い方に適した適応反応が起こるのが原則だと思う。

以前、右の前脛骨筋の筋力低下を起こした時は、痛みは無かったので、筋損傷は考えにくかったので、神経麻痺の症状と思っていましたが、結局1日1mm以上の速さで回復したので、神経損傷でも説明しにくいなとは思っています。

今回、右の上腕三頭筋が著しく筋力低下を起こしましたが、当初から痛みを伴ったので、痛いせいじゃないの?と言う感じです。しかし、当初の痛みの時は力出たんだけどなってのはあります。頚肩腕の痛みから局在がはっきりしてきてからの筋力低下なので、まあ、通常、神経麻痺って話かもしれませんが、要素還元主義にとらわれないようにしているので、現実的にはそんな感じです。
というか、うちにトレーニングに来られている方のほとんどよりは、筋力低下って言っても私の方がまだ強いですし、病院行っても筋力低下って認めてくれないでしょうね。徒手筋力テストだけで評価しますから。せいぜい、左右差がちょっとあるねくらいでしょう。
前脛骨筋の時は、一般人以下だったとおもいますよ。右だけ踵歩きできませんでしたから。


で、対処としては結局原則に則って、今回は対応がやや遅れましたが、強度が落ちるので頻度を上げるという対処で回復させてきました。今回もそれが功を奏している感じです。

ただ、筋力を向上させ続け、死ぬ時がベストコンディションを目指している私としましては、一時的とは言え、この2度目の筋力低下は腹立たしいもんです。

こういう時ってでも、フリーウェイトよりもマシンの方がやりやすいですよね。とりあえず思いっきり力を出すと痛いって時は、マシンでの安定した動作の方が良い感じで力が出せます。


で、何が言いたいかと言うと、筋力低下には原因がどうあれ、正しい筋トレ(キストレ)以外無いでしょうということです。
今や多くの患者さんに実践して頂いて、確信していますが。

あ、私、もうほぼ回復してますからご心配ありません。
というか、黙ってたら誰にも分からない程度ですから。
誰も心配して無いか。

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08.19.11:35

選択肢を減らす

オリンピック選手を見て感動されている方も多いことでしょう。
彼らはこの日を目標に一つのことに集中してきて結果を出し、それを見た人々に感動を与える。

しかし、そういう彼らを見て感動している人々なのに、一つのことに集中するのを不幸と考える。享楽的にいろいろなことを楽しむことを幸せとしている。選択肢が多い方が幸せと考え、選択肢が少なくなることは不幸だと考える。そして、選択肢を増やすためにお金が必要だと。

では、オリンピック選手は不幸なのか?おそらく、オリンピック選手で自分は不幸だと思っている人はいないのではないだろうか?

選択の科学という話では、実は選択肢が多い人の方が不幸になるという話がある。
もしかして我が国の天皇陛下も初代神武天皇がこのことに気付いて、自分たち一族は永久に幸福を享受するために生まれてから死ぬまで選択肢の無い天皇という道を作ったのかもしれない。

が、現代日本人は何も無くても選択肢が多い。仕事以外にもスマホでネットサーフィンで動画見たりゲームしたり本読んだり音楽聞いたり、かと言っていろんなところへ旅行へ行ったり、グルメツアーしたり、映画見たりライブ行ったり、山行ったり海行ったり、享楽的な誘惑に溢れている。
布袋寅泰さんも「生まれたときから豊かさを享受している世代が、豊かさに背を向けて、豊かさを横目で見ながらハングリーであり続けるには、大変な意志の強さが必要だ。」と言っている。

そういった享楽的な暮らしを幸せのためと思っている現代人に実は心理社会的因子の運動器の痛みが多い傾向にある。
要するに選択肢が多く何でも楽しめるという人が腰痛や肩こり、関節痛などを訴える傾向にある。
逆に本当にハングリーな国にはそういった病気の人は少ない。

そして、享楽的な人生を送っている人を見て人々は感動をしない。要するにそういう人生を送っているどうでもいい人に見られるということだ。

オリンピックを見て感動するのは良いが、自分も感動させられる側になるよう、選択肢をなくした道に活きることを考えてみるのも良いかもしれない。そういうことが、実は整形外科医の必要性を減らすかもしれない。

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08.16.10:07

治りたい理由

自己啓発的な話で、いくらHow toが分かっても人間はやらないと言う話がある。
ロバート・キヨサキさんも、「金持ちになりたいんですが、どうやったら金持ちになれますか?」と聞かれて、いくら方法How toを教えてもみんなやらないことに気付いたとおっしゃっていましたが、これは医療に関しても言える。
「どうやれば治りますか?」と聞いてきて、How toを教えても誰もやらない。
私も散々スクワットのパンフレットを配ってきましたが、まあ、その場でやらさないとまず自分でやった人を見たことがありません。家に貼ってあります、毎日やってみたけど変わらない(週に1回やりましょうって書いてあるけど・・・読んでもいない)などと言ってやらない人ばかり。
自己啓発に金持ちでないHow toマニアが集まるように、ある意味医療機関にはそういった健康でないHow toマニアが集まっているのかもしれない。

で、何が重要かですが、ロバキヨさんは何故金持ちになりたいのかという大きな理由Whyが無ければ誰もやらないと言っています。
自己啓発の大御所アンソニー・ロビンスはBig Whyが重要だと言っています。

要するに自己啓発でも医療機関でもBig Whyが無ければ金持ちにもなれないし治れないということだ。

逆に言えばBig Whyを持っている人は、自己啓発へ行く前、医療機関にかかる前に、もう金持ちになる方法、健康になる方法をやっているので、そういうところへ行かないのかもしれない。

まあ、医療機関には実際本気で治りたくない人も多く来られる。病気であること、仕事ができないこと、介護がいること、障害者であることを証明してもらって、何がしかの利益を得ようと思って来られている方も多いし、そういった不幸な自分を慰めて欲しいだけの人も多い。そういう人は治る方法を聞きたくないので、そういう話をしだすと明らかに不快な顔をする。そんな話をしに来たのではないという感じだ。
こういう傾向は特に整形外科に強いかもしれませんね。他科ではあまりないかな?

基本、医療は医師も患者も性善説が前提で作られていると思うけど、全く現状はそうでは無いですよね。医療者側だって、結局そういう治る気の無い患者さんを通わせ続けて儲けるシステムを甘受している人が大多数だと思います。そして、そういった治る理由の無い人が使う医療費を自分で治す人も社会保険料として払い続けている。しかも、我が国の社会保険料は既に破綻している。

医療機関へかかる人が治りたい理由Big Whyが無ければ行かないことになったら、医療費はかなり抑制できるでしょうね。

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08.15.10:07

構造を知るvs.使い方が分かる

現在、多くの人がスマホを使っている。
しかし、そのほぼ全員がスマホの構造を知らない。
ハードウェアとソフトウェアの違いも知らなかったりする。
でも、使える。

人間も、自分の構造を知り尽くさなくても、自分で使いこなせる。
スマホもアプリを使いこなすかどうかと、構造を知ることは全く別問題だ。

で、人間の構造を知ると、老化現象というものがある。これを器械の故障のように捉えるのか、ただの変化と捉えるのかで疾病概念が異なる。
ある意味ガンや血流障害などは高齢者に多いわけで、故障的な老化と言えるかもしれない。

しかし、整形外科疾患と思われていたものが、構造的には単なる故障では無い加齢変化で、体の使い方、心の使い方で解決するものが多いことが知られてきている。
そういう意味では、運動器は構造的に故障しにくい。余程無茶しない限り壊れない。
逆に、使わないと故障的老化を加速するという構造的な特徴がある。
これは器械が使い続けると故障するというのと真逆だ。

要するに、運動器のトラブルは構造を知らなくても心と体の使い方が分かれば問題ないということだ。使い方を間違った人がトラブルを起こす部位で、構造を知ることはそれほど重要じゃないということだ。アプリのバグのようなもので構造を直さなくても修正できる。
しかし、現代人は構造を深く知ることが専門家であり重要であると思っている人が大多数で、心と体の使い方をよく分かることを軽視していると思う。
いや、分かった気でいる人が多い。

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08.13.19:29

元気になるため

筋トレを何のためにやるかというと、筋力つけて元気になるためです。
なのに、「元気無いから今日はやめときます」とかいう人が多いんですね。

何もしないで老化に任せれば、順調に弱って元気がなくなるわけです。

元気が無いからこそやらなければならないのですが、逆に思い込んでる方が多いですね。

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08.11.03:15

交通事故の患者さん

疾病利得の典型例なのですが、あんまり知られていない気がします。

で、まあ、はまった方は治らなくなりますよね。それを食い物しているパラメディカルも散見されます。まあ、クリニックもそういう所あるかもしれませんが、トラブルの元なのでと断られているクリニックもたまに見かけます。

簡単にいえば、自分は被害者なんだからいろいろ無料サービスを受けてやろうと思って来られる方が多いということです。
そういう方は治りにくいわけです。
事故の首への衝撃や外傷とは無関係な場合がほとんどなんですね。ムチ打ちってやつは。だから、無垢な子供や交通事故の補償の無い国の方々はならないわけです。

で、うちのスタンスですが、基本的に全ての患者さんに医療機関でのお世話になってもらわないように早く治すというのがコンセプトですから、来られても慰安行為は一切置いてません。
で、治りにくいとか言われる方は、上記のように大きく心理的因子が関わっているのですが、心身一如ということで身体を思いっきり動かして頂いてます。

結構これで、治らないと思っている人が一撃で治ったりするのが面白いのですが、まあ、多くの方は無料サービスを受ける気満々で来られますので、説明など面倒くさいと言えば面倒くさいです。でも、きっと、他行くよりは早く治していると思っています。

もちろん、本当の怪我で処置や手術がいるような場合はそうしてもらいますよ。

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08.09.21:04

強いこころの作り方

自分の中で強い身体の作り方はほぼ極めたと自負しているのですが、何度かセミナーもしているのですが、まだまだこころには完全に他人に使ってもらえるレベルに達してないなと思っています。

おそらく、そのレベルまで心を熟知したのは、釈迦であり、孔子、老子であり、キリストやムハンマドだったのだろうと思っています。近くはガンジーや中村天風もその域に達していたのではないかと。酒井雄哉大阿闍梨もかな?

まあ、だいたい輪郭は掴めていると思うので、もう少しなんですけどね。しかし、まだまだ私自身も研鑽の途中です。

最近は、ゾーンやフロウについて勉強して、考えています。

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08.05.14:34

占い名医

私がぺてん師だと思う人が、世の中で名医だったりする。

たとえば、患者さんに「いつ治りますか?」と聞かれて、「一週間で治ります。」とか言うと、世の中の方は、あのお医者さんはよく分かっているとか思うのでしょう。
「これは一生治りません」とか言われても、お医者さんが言うんだから、きっと自分は酷い状態なんだ、このお医者さんは分かっているとか思うんでしょう。

しかし、正味な話、お医者さんは占い師じゃないんだから、最低限の科学的思考を持っているなら未来は確率的にしか言えないわけで、絶対に治るとか治らないとか断言できるはずがないし、一週間後に何が起こるかなんて天気予報ですら当たらないのに分かるわけ無い。

で、「いつかそのうち治りますよ。」などとお医者さんが言うと、患者さんは「そんな適当なこと言って、誰でも言えるわ。」とか思うわけです。でも、このお医者さんはいつか知らないが治るものであるという確かな情報は掴んでいるわけですし、そのいつか治る病気であると確定診断できているのです。なので、確率論的にこう言っているのです。

これこそが正しい予後の予測だと私はおもうのですが、世の中の人はいい加減な頼りない医者なんて評価したりするわけです。

で、結局ぺてん師みたいな占い医師が、良い先生とか言われてたりするんだな。きっと。

あ、ちなみにバイト先の先生と患者さんの会話聞いてて思った私の客観的意見で、自分のことではございません。

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08.04.22:42

教え子

教え子の柔整師がセミナーに来たり患者で来たりするようになったが、いかに授業で言ったことが川の流れに文字を書いているようなもんだと痛感する。

患者で来てる子なんて、医療の現状を教え治し方を教えたはずだ。なのに、話す内容は一般人レベル。それでも、医療者なんだな。患者さんが可哀想。

さあ、後期も頑張って流れる水に、岩壁に刻むような真剣さで文字を刻むか。

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