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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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04.29.08:53

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  • 04/29/08:53

10.23.01:35

故・酒井雄哉大阿闍梨

私が酒井雄哉大阿闍梨をリスペクトしていることは、ご存知の方も多いかと思いますが、私は千日回峰行者に魅力を感じているのではありません。酒井雄哉大阿闍梨に魅力を感じているのです。

では、どこに?と思われる方も多いので教えます。

多少、酒井雄哉大阿闍梨に興味を持ち、著書を読みだして思ったのは、非常に現実的なんです。僧職にも関わらず、神秘的に語ることが一切ないと言っても過言ではない。
40歳を超えるまでの波乱万丈な人生を嘗め尽くしてきた後に得度されているのもあるかもしれません。

得度が遅いだけに千日回峰行者の中でも最高齢だったのではないでしょうか?しかも、二千日回峰行者ですから倍回峰行をされているわけです。満行されたのが60歳を超えているというのも凄いことです。
が、全く偉業を成し遂げたという自覚が感じられない方でした。謙遜していると思う方も多いでしょうが、謙遜すら全く感じない。普通なんです。

で、幸運な事に何度か実際にお会いしてお話させて頂けました。

一つ酒井雄哉大阿闍梨の著書を読んでいて私が持った疑問。そんな現実的で普通な酒井雄哉大阿闍梨ですが、転生輪廻だけは当然あることとして語っている。何故あると思ったのか?、俺は無いと普通に思うが?という疑問をぶつけに、飯室谷不動堂までお邪魔した。

で、そのまま疑問を投げかけてみた。その答えは?


これは、私には流石に大阿闍梨と尊敬の念を持つきっかけになった回答であったと言えるが、皆様には何と下らない答えだと思われる方もいるかもしれない。
しかし、私には衝撃的な内容だった。
KIS原則を唱える私に「何でそんなことも気づかんのだこの馬鹿チョンが」と言われているに等しい回答だった。


その答えは



「(転生輪廻が)あったら面白いだろ?」


であった。

そして、常行三昧をされている時の、私も著書で読ませて頂いたエピソードをお話された。
修行をしている最中に虫が鳴いているのが、昔、行を完遂できなかった行者が姿を変えて来たのかと思ったという話だった。
そして、「な、そう考えるほうが面白いだろ?人間なんて一つのものをいろんな見方ができるんだから、好きに考えれば良いんだ」と。

確かに転生輪廻があるか無いかなんて、どっちでも良い話だ。じゃあ、面白い方で良いだろ?ってことだ。

その後も何度か、どうでも良い質問をさせて頂いたが、毎回丁寧に私以上のKIS原則で答えて下さった。こりゃ~、この人には敵わんなと私に思わせた数少ない人の一人だった。



最後に酒井雄哉大阿闍梨がスッゲー普通だったところを皆さまに一つお伝えしましょう。


虎キチでした。

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