筋肉ドクターの気まぐれ日記

リハビリテーションフォーラムというのに参加してきました。

普通、BMIと言えば、Body Mass Indexで体重を身長の2乗で割るというのが一般的ですが、これはBrain Machine Interfaceの略です。
要するに脳血流や脳波を拾った情報で機械を動かしたりするのをリハビリや介護補助具に応用するというやつです。

しかし、攻殻機動隊みたいになりつつありますね。しかも脳波取ったりする機械もパソコンもどんどん安価になってますし、どんどん進みそうな感じでした。

脳梗塞で完全に筋肉の収縮がみられなくなったのを、脳波と連動した麻痺した手の動きを補助する機械でフィードバックをかける訓練をすると、筋収縮がみられるようになるというのは面白いリハビリだと思いました。

医学的には神経が死んでいて復活不能かと思ってましたが、やはり、生命の力は理屈じゃないような気がしました。脳細胞が再生するのか、新たな生きた回路が形成されるのか。メカニズムは不明だそうですが、現象としてできているそうです。

しかし、やはり機械が補助しすぎて本人の努力を要しないことをしてもリハビリ効果が低いそうで、最新メカを使ってもやはりそういうものかと思いましたね。結局個人の意欲ですね。

脳波や脳血流など外部からリサーチできるものであれだけ心から発信されているという事実から、動物的感覚が優れていてちょっとした変化を感覚できたら、もしかしたら、心が読めるというのもあり得るのかなとも思いましたね。実際、てんかんの発作前を犬が予知して飼い主に教えるのとかありますしね。予知じゃなくて分かるんでしょうね。我々が聞こえてます、見えてますみたいなレベルで。

聞いてて思ったのはBMIで高価で複雑なマシンを使わなくても、うまくやれば同じことが出来るんじゃないかなと思いましたね。

きっとそんなことを思っていたのは私だけじゃないでしょうか？ほとんどの人はSF的な未来に魅了されている感じでしたね。

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