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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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05.17.22:43

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  • 05/17/22:43

06.28.22:08

愛の鞭

うちの子供を見ていて思うのですが、子どもには子どものためにと、本人が嫌だと泣いてもやることがある。いわゆる愛の鞭だ。
嫌いだから食べたくないと言っても栄養になるからと食べさせたり、遊びたいと動き回っても人に迷惑になるからとじっとさせたり。

しかし、大人にどれほどの正しさがあるのだろうか?実際完璧で全てが正しい人間なんていないわけですし。
少しばかり、健康を人より追求したつもりの私の常識から考えると、本人の健康のためにならないと思い外来で愛の鞭を打つことがあります。

大人社会では特に仕事においてはSMクラブ以外での愛の鞭は敬遠される(軽く冗談です)。はっきり言って私の外来診療は人気がそれほどあると思えない。実際、混まない。みんな、治ってしまっているので混んでいないなんて夢は見ていません。

運動不足で弱って痛くなっている人に、危機的に弱っているからと運動を指導します。すると、本人はあの医者は無茶苦茶するとでも思う人も中にはいるのでしょう。愛の鞭とも思わずに。

まあ、話し方が悪いのもあると重々承知しています。しかし、世の中のビジネスはお客さんにお金を払わさねば、儲からない。要するに客の希望に迎合する必要がある。

だからこそ、医療は国が管理して患者に愛の鞭を行う必要があると私は考えます。ほとんどの患者さんの病気はほとんどがそれまでの習慣の賜物なわけですから、習慣の変換を迫るのは実際愛の鞭以外の何ものでもありません。

愛の鞭どころか患者サービスを強調する現在の医療ってやはり納得が行きません。その辺りが、大経営者の渡邉美樹さんと私が医療、介護に思うところの大きな違いだと思います。

社員には愛の鞭を大いに揮っておられますが、医療、介護はお客さんに揮うべき場だと思う私は間違っているでしょうか?それが本当の世のため社会のためだと思います。

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