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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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  • 04/28/10:28

09.01.02:32

医療のパラダイムシフト

未だに多くの方が盲目的に信じている医療のパラダイム。
病気になったら、病院へ行き、検査をして診断してもらい、治療を受ければ治るというもの。

これに異論を唱えたのかどうか、ガン、糖尿病、高血圧などを生活習慣病と初めて言い出したのが、有名な日野原先生らしいですね。

要するに世の中に、運命と因果応報、変えられない運命と変えられて自分で選択するものの2つに大きく分けられるものであり、今の現状がどちらか?という話です。

最近人気の遺伝子、DNAがどうのこうのというのは、変えられない運命を何とか出来ないかともがいている技術ではないでしょうか?

しかし、ほぼ9割以上の患者さんの病気は、生活習慣病、要するに自分の選択の結果で起こった病気ではないでしょうか。

悪いことと分かっててやり続けた結果だったりするわけです。

アルコールや喫煙、三白の害などはその中で代表的なもの。

そして、整形外科臨床にたずさわるうちに痛感するのは、運動不足、筋力不足です。

筋力が衰えるのにあらがう運動とは?確かに筋トレはまだ開発されて200年も経っていません。
しかも、しっかりと科学的合理主義で理解できるものってのは、ここ100年くらいに分かったことではないでしょうか?

100年以上前は確かに筋力不足は解決方法が分からなかったんだから、運命だったのかもしれません。
しかし、この筋トレが開発された以上、筋力不足はもはや生活習慣病です。
変えられる生活習慣の一つになったわけです。

しかも、この技術の凄いところは、副作用が無い。

しかし、未だに病気を全て運命扱いして、そこからの考え方、病気になったら、病院へ行き、検査をして診断してもらい、治療を受ければ治るというパラダイムに囚われている人が大多数ではないでしょうか?

これに新しいパラダイムが徐々に広がって来ているのを感じますが、利権、既得権益がなかなかこの医療のパラダイムシフトを妨害しているように感じなくは無いです。

新しいパラダイムシフトはどうなるでしょうか?
病気になったら、その病気が運命なのか因果応報なのか、まず医師が判断すべきだと思います。判断がつかない時に仕方なく侵襲的な検査をする必要があり、どうしても耐え難い症状があるなら侵襲的な投薬や手術などの治療を受ける必要もあるかもしれません。

運命的な疾患と診断されれば、大学病院で極小数の人のための最新技術の治療を受ければ良いでしょう。

では、因果応報の大多数の生活習慣病の方はどうするか?生活習慣を変えてもらうしかありません。
それが一番副作用もなくより良い状態に戻ることが出来ます。
しかも、私の思うところ有害な生活習慣の修正は中毒性があり難しいかもしれませんが、良い生活習慣を取り入れることはそんなに時間のかかるものでも難しいものでもありません。

このようなパラダイムを持つ人は、医師でもまだマイノリティですが、割とハイソな方々にはこのパラダイムシフトが起こりつつある気がします。

で、このパラダイムシフトを妨害する既得権益。やはり、医薬品業界、食品業界、医療機器業界などじゃないでしょうか?これらの業界が医療と繋がる限り、なかなかパラダイムシフトが妨害される気がします。

健康志向な因果応報を受け入れる医療パラダイムシフトが行われるために医療業界が癒着すべき業界は、農業とJHITA?ではないでしょうか?

なぜ、食品業界が既得権益かって?サプリとか良い物出してるじゃないかって?
ちょっと私が思うにまがい物なんですね。そういうの。

そう思った方は、10月に開催されるであろう、私のセミナーへ。

お金で買えないものは愛と筋肉とALFEEの高見沢さんが言ってましたが、生活習慣で唯一お金で売れるのが食品だからであって、やはり利権で発展した世の歪みに感じなくもない私です。

社会保障費が年々増え続けて、健康な人が増えないのは、古いパラダイムの既得権益のためでしょう。人口が減って、経済成長もそれほど望めない我が国にこそ、この新しい安い社会保障費になるであろう新しいパラダイムへのシフトが必要ではないでしょうか?

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