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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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04.26.07:15

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  • 04/26/07:15

02.06.09:34

キストレ失敗例

医療的な部分に本格的な筋トレを導入しているってかなりレアだとは思いますが、そのお蔭でいろんな方のトレーニングを見てきました。

その中でトレーニング効果が薄いなと思えた方々もいます。

産まれてこの方全く運動したことの無いパーキンソン病のおばあさん。
筋力が激弱なままでなかなか筋力を向上させるまでは行けませんでしたね。
もう、筋肉を動かす回路が全く神経系に無い感じで、若かったり、そこそこ運動習慣があれば、力いっぱい筋力を発揮することもできたでしょうけど、なんせ強度の高い運動ができないのが難しかったですね。

私の筋トレ、キストレの原則「高強度な運動習慣に適応すること」の高強度が難しく、適応も薄いって感じでした。

で、こういう個別の症例の私の記憶だけからと言う話は、エビデンス的な価値は無いとは思いますが、最近思うのが、抗がん剤治療中の方。

だいたい、多くのビルダー、トレーニーの方の意見とは違いますが、私はトレーニングしない日でも安静は害だと思っています。
回復に努めるために動かないのが良いと思っているビルダー系の方々がほぼ全員ですが、私は休息状態は安静ではなく、日常生活動作や有酸素くらいの低~中強度の運動はやった方が良い休息となり成長を促すと考えるのが普通だと思っています。理由はセミナーで。

で、抗がん剤治療中の方って、本当にしんどいらしく、うちではほとんど横になっているという方が多いです。

折角トレーニングしたのに、後で筋力低下を起こす安静にするなんてとは思いますが、しんどいのでしょうがない。
で、細胞分裂を抑える薬を飲んでいるわけですから、今のところトレーニング後の適応反応が本当に感じにくい方ばかり。
要するに筋力増強剤と逆のドーピングしているようなものですから。カタボリックな薬内服中ってことです。

やはり、「高強度な運動習慣に適応」できる身体があってのトレーニング効果だと感じる今日この頃です。

まあ、普通の元気な方で効果が無かったことはまだ無いですね。
それが、キストレ。

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