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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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11.23.02:59

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  • 11/23/02:59

12.31.23:33

キストレいいよ。

私はマイク・メンツァーのヘビーデューティートレーニングに影響を受けていて、自分でもマイクやアーサー・ジョーンズが言っていたことをちょっと物理的に強度を解釈しただけと思い込んでいたのですが、昔の記事を読んでもキストレの内容ど真ん中って無いんですよね。

結局、その辺からヒントを得て、自分の中で構築してきたんでしょうね。

しかし、最近は多くの患者、一般の方に指導して効果が出せなかったことが無いことから、キストレは王道だなと、我ながら確信しています。

そう言って頂ける方も多くいますし。

まあ、本来あの本にした内容は、もともと書いてましたが、高校生の自分に教えてあげたいなっていう内容なんですけどね。

しかし、それほど高校の成績が優秀でも無かった私ですが、私の力学の知識程度が分からないという方が多いのにはちょっと・・・

まあ、そんな感じで、昔の記事をチラ見しても、大筋その通りなんですが、道理が書かれていなかったりします。

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12.16.10:12

オーバーワーク

ボディビルダーでオーバーワークは気持ちの問題で、そんなものは無いとおっしゃっている人もいますが、無いわけが無いと私は思います。

以前、筋トレに来た中学生が、前回よりもかなり筋力が衰えていた。よく聞くと、前日にクラブで何かきついことを5セットずつとか、私から見ればただのしごきの筋トレをやったらしい。

明らかにオーバーワークと思われたので、今日は筋トレしなくて良いよとお父さんも来られていたが、説明した。

筋トレとは強度の高い運動に適応させることであって、過度に強度の高い運動を続け疲憊させていては意味がない。
身体を壊すだけだ。

少し前に、池上正さんの講演を聞いたときにおっしゃっていたが、欧米では青少年のオーバーワークに厳しいらしい。
サッカーなら1日1ゲームしかしてはいけないそうで、野球なら試合だけにしないと投げ過ぎるので練習禁止だそうだ。それを破った指導者は指導者免許を剥奪されるとのこと。

以前、イチローと松井秀喜の対談番組を見ていて、彼らが高校時代に凄いピッチャーがいたという話をしていて、その人を訪ねると飲食店を経営されていた。スポーツ障害で高校で野球を引退されたそうだ。

イチローと松井のメジャーリーグで活躍した名打者二人が凄かったというピッチャーがスポーツ障害で選手生命を終えているというのは、その監督、コーチは問題あるなと私は感じました。しかし、その番組ではそこには何も触れられていなかった。

どうも、大人は自分はアンダーワークなくせに、監督コーチになると、子供にはオーバーワークにさせている気がする。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」とは言うが、やはり、自主性、自分で考える素地を子供に作ってあげて、身体を壊すまでやらさないようにするのが、大人としての監督コーチの役目だと思う。

筋トレとしての効果の少ない中途半端な強度で高容量の運動をさせられていて、本人は身体づくりに筋トレをしたいとおもっている子供の筋トレ指導は難しいね。

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12.15.14:46

男女差

アイアンクリニックで利用者さんを見ていると、トレーニング後の感想に男女差がある。

男性は、身体が変わってきたとすぐに言い出す。

女性は、何かをするのが楽になったと言い出す。

確かに、女性の体型を変えるまでには時間がかかるような気がする。
筋肉つきにくいんでしょうね。

世の女性はトレーニングするとムキムキになるんじゃないかと心配されているようだが、心配は無いようだ。
どうやら、放置してヨボヨボの方が圧倒的多数のようです。

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12.06.00:33

やっぱり、いいわ。

私の作ったマシンですが、贔屓目無くまあまあ良いマシンだと思います。

私のトレーニングマシンとの関わりと言えば、私がジムに行きだしたのが大学入学後です。
雑誌で近隣のジムを探して、ちょっと遠いですが、某ボディビルジムへ行くことにしました。

今から考えるとそこには壱号店に置いているマシンを作ったメーカーが製作したと思われるマシンが置いてありました。
そこのジムオーナーの支持するメニューを数ヶ月くらい続けたのかな?そのジムのマシン1種目3セットずつ的なやつだったと思います。
で、そこであまり自分の進歩を感じられず一度断念して、その後自分なりにトレーニングの追求を始めました。

しかし、私のマシンを使ったキストレで、やり始めで効果が無かった人は今のところ皆無です。

また、零号店がまだオリジナルマシンじゃなかった頃、当時、折角作ったトレーニング施設がパーソナルジムと化していて、もったいないのでセミナーに使い出した頃でした。
セミナーに参加して頂いたおばさまが、「ここでやらして」の一言で始まった現在のアイアンクリニックです。その時に「じゃあワンコインで」と言ったのが、今は2~3倍頂いておりますが。やはり、薄利すぎだったので、なかなかワンコインじゃ難しい。

話はずれましたが、その頃置いていたC社やN社のマシン。そこで、おばさんたちをフリーウェイト無しにマシントレーニングで指導し出しましたが、やはり、マニュアルで負荷でもかけない限り、自分だけではなかなか高強度な運動ができてないのか、伸びが悪かった。伸びなくなると指導するこちらも面白く無い。

てなわけで、もっと効果的な筋トレマシンは作れないものかと作ったのが「ゼロ・フリクション」です。

はっきり言って、効果的です。もちろんゼロ・フリクションでキストレをやった場合です。このセットは外せません。

私がトレーニング駆け出しの時にあったら良かったのにと思います。2ヶ月ほどで大きな変化を見せる方も多々おられます。たった6つのマシンを1セットずつ週1回やってもらっているだけなのに。

自画自賛ですが、事実です。あなたも体験しませんか?

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12.04.12:37

老人は歩く練習しても歩けません

何度か書いている技術と能力のちがいですが、分かってない方が多いのでまた言いますよ。

赤ちゃんはなぜ歩けないのか?それは歩く技術も能力も無い状態だからです。

しかし、赤ちゃんは能力が放っておいても向上します。
ですので、歩く練習をして、歩く技術がマスターできたら歩けます。

では、老人はなぜ歩けないのか?
歩く技術を忘れたからでしょうか?もちろん神経疾患で技術が失われた方もいるでしょう。
しかし、大多数は歩く技術はきっと忘れていない。

では、なぜ歩けないのでしょうか?
歩く能力が失われたからです。主に筋力が。

バランスとる技術が失われていると言う人もいるだろうけど、能力なくなったらそれが難しくなると考える方が普通じゃないでしょうか?
実際、自転車に学生時代乗っていて、社会人になって十数年乗っていなくても、いざ自転車に乗る時、一から練習しなくても乗れるでしょ。要するに能力が維持できていれば技術はそんなに衰えない。
ご飯をお箸で口へ運ぶのだって、年取ったから失敗して鼻に入れたとか無いしね。そんなに技術は衰えない。

では、歩けなくなった御老人はどうすれば歩けるようになるのか?
能力を高める運動が必要だということだ。
では、歩く練習して能力が高まるか?
筋力で考えれば、そんな日常生活動作で強くなるわけがない。
だって、歩けなくなった人だって歩いていたけど徐々に弱って歩けなくなったんだから、歩いて能力アップは期待できない。

じゃあ、どうするか。
筋力を鍛える運動をすれば歩ける。ただそれだけ。

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10.23.10:24

高強度な回数

よく、ジェームス・スキナーが語る、アーノルド・シュワルツェネッガーがこう言っていたという話がある。

「筋トレで大事なのは10回のうちの何回目?」
「答えは12回目です。」

一見限界を超えて攻めているようで、かっこいいですけど、俺の考えでは、I don't think so.

高強度が重要っていうのは、10回目のうち何回目が大事か?
全部だよ。
高強度な10回あれば12回目なんて無いんだよ。

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08.27.17:35

ゼロフリクションの思い出

私が今までにないウェイトスタック方式を思いつき、最初は特許を申請した。

特許申請から審査まで、1年半で公開され、3年以内に審査にかけなければ流れてしまう。

そこで、いろいろなマシンメーカーに特許書類を作らないかと誘いをかけたが、反応はおもわしいものではなかった。
海外の有名大手マシンメーカーにも送った。
もともと、トレーニングマシンは強固なものが多く、有酸素マシンのように故障して交換にならないものだ。既存のマシンメーカーが今のラインの在庫以外に更にウェイトマシンを作る余力は無いという現実だった。

そこで、自分でマシンを作ってみることにした。

最初は東大阪にある老舗のマシンを作っている個人製作所に紹介でお願いした。
構想が浮かぶ度にファックスも送ったりもした。
しかし、「考えている」「無理じゃないか」と一向に良い返事が返ってこず数ヶ月放置されていた。

ならばと、近所に鉄工以外に樹脂もやっている大手マシンメーカーの下請けもやっているという会社に話を持っていった。
訪問すると、○○長みたいな人が数人出てきて、うちは樹脂もやっているから何でも作れる、任せてくれと言われた。
そして、見積もりを出すから待ってくれと言われた。
しかし、待てど暮らせど見積もりは出ずまた数ヶ月放置され、電話すると忙しいと。

そんなこんなで構想して数ヶ月、1年以上も過ぎた頃だろうか?ネットで見つけた近所の製作所。個人ではなく、電話してみて出た方がその製作所の会長。電話の内容だけで、面白そうだから作るからおいでと言って頂いた。
ご高齢にもかかわらず、PCでCADを使いこなすおじいさん会長。
私の目分量のこんな感じのというのをどんどん図面に起こし、使う部品も考えて下さった。
そして、どんどん作って頂き、私の何の根拠もない予算に合わせて値決めして下さった。
不具合があれば、アイデアも出し合い、修正にうちのジムと製作所を持ってきたり持って帰ったりも、製作所の工員の方を使い、製作所のトラックでして頂いた。

そんなこんなで、どうせなら全身鍛える最低限のマシンをと6台作った。どれもこれも試行錯誤の上ウェイトスタックの形状も特許の時に考えていたものではなくなった。途中でアイデアが浮かぶとすぐに会長へ連絡し変更して頂く。

それで完成したのが、現在アイアンクリニック零号店にあるマシンだ。

そして今回、それまでの苦労を知ったストロング社長にセールスマーケティングをお願いすることになり、製品化することとなった。

現在製作中の製品化マシンは根幹の部分はその製作所に作って頂き、その他の部分は何の因果か最初に断られた個人製作所に作って頂いている。

またゼロとは言わないが、一からの再製作。リスクを自分が負うため不安がないわけでは無いが、最後の?ハードルかな?

私のマシン、今度の開業もその会長がいなければ実現していなかったかもしれない。

このゼロフリクションがあるのは私だけの力ではない。


現在、アイアンクリニック零号店では多くの方が、理にかなった筋トレをそのマシンで行い、良い結果が出ている。まだまだゼロフリクションの歴史は始まったばかりだが、今までの思い出を回想してみた。

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07.25.23:44

若い女性

最近、アイアンクリニックに比較的若い女性が紹介で来られる。

しかも、有り難い?ことに、皆さん恐ろしいほど筋力無し無しで来られる。

ヘタしたら比較的高齢女性よりも筋力がない。

もちろん、若さでアイアンクリニックで運動してもらえれば、比較的早く高齢女性よりは筋力がつきます。しかも、主観的には姿勢がよろしくなられているように思います。

まあ、間違いなく彼女たちは将来膝痛いどこ痛いと言いながら、整形外科で注射されてマッサージ受けて人工関節入れられて、寝たきりへの道を進んでいたであろう。

別にとりわけ筋力の無い女性がたまたま紹介されているとも思えず、今の寝たきりの多い高齢者よりも、将来はもっと寝たきり高齢者女性増えるよ、きっと。アイアンクリニックが広がらない限り(大きく出たね!)。

良いコトやると楽しいね。バイト君たちもやり甲斐を感じているようだ。どんどん筋力のないとも知らない若い女性、手遅れになる前にうちへ来て下さい。溢れたら分店作りますから安心して。


しかし、こんな女性も病院行けば、理学療法士にMMT(徒手筋力テスト)5とか言われて正常扱いされるんだろうな。

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07.14.03:23

ストリクトな高強度の回数

最近、自分のトレーニングレコードに回数を書くのをやめた。
あんまり意味が無い気がしてきたからだ。

キストレにも大体このくらいの回数でと書いているがあくまでも参考で、重要なのは強度だ。

他人を指導するようになって感じるのは、重さや回数にこだわる人が意外と多いなと思った。

重さや回数が増えていくことで成長を感じられるのは確かだが、重要なのは高強度な運動できているかどうかだ。重さや回数が増えていくことが重要で、重さや回数を無理に増やすことじゃない。この違いが難しいところだ。要するに重さにこだわって1回もストリクトフォームで出来ていなくてチーティングしまくっている人は強度が低いし、回数にこだわって無茶苦茶にチーティングしてやっているのも強度が低い。靭帯にかかるストレスは大きいかもしれないが。

もちろんストリクトフォームで高強度な運動した後にチーティングで追い込むのは自分の限界の高強度となるので良いと思うが。

私が指導する時、回数は数えてない。自己申告してもらっている。
みているのはエネルギーを一気に消費するようなハイパワー、高強度な運動ができているかどうかだ。

クールな顔して、全然出し切らないで、10回はい終わりっていうような人や、頑張って見えるけどいつまでやるんだろう?ってくらい長時間かかる人だと、次上げる。更に重いので10回やってもらおかって感じと、もっと重いので短時間でできるやろって感じ。

逆にブンブン振り回して、上がらないような重量でやってたり、あまりにも運動時間が短くエネルギー発揮できてない人や、全くストリクトフォームで出来ていないような人は下げる。

自分のトレーニングでもこれでやるべきだなと。なかなか客観視するのは難しく、長年の習慣で無意識にカウントはしているが、高強度なストレスを体にかけれたかどうか。それに集中するべきだなと。次のトレーニングで使う重量の参考値が分かればそれで良いってことだ。やっぱり、強度が重要よ。

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06.13.16:16

コアトレ

コアトレはビジネスだという話がありますが、コアトレについて私が思うところをKISS原則で書きましょう。
「KISS TRAINING」にも書いてますが。

コアトレとは深層の筋肉を鍛えてバランスを高めたり、当たり負けしない身体作りのようなことを言われています。

で、トレーニングとは筋肉が高強度な運動に適応して発達するというKISS原則から考えると、深層筋を鍛えるならば、深層筋に高強度な運動をすれば良いということになります。

しかし、現行のコアトレと呼ばれるものは、バランスをとる練習をしたり、強度の低い運動であったり、筋力の能力を高めるというよりも、バランスをとる技術を練習しているものと言わざるを得ません。

綱渡りが上手な人は綱渡りをするための筋肉が発達しているのではなく、綱渡りのバランスをとる技術(神経)が発達していると考える方が正しいでしょう。

また、深層の筋肉の動きを意識させて動かす練習をさせるものなどもありますが、私がよく言う意地悪な質問をするのですが、「では、肩を三角筋を使わずに深層筋で挙上して下さい」と言います。出来ればそれは深層筋だけ使っていると言えるでしょうが、まあ、不可能でしょうし、それが出来たからってあんまり他の運動に役立つとは思えません。
腹筋で波のように動かせる人がいますが(私は出来ます)、だから何かに役立つかと言われたら、何も無いでしょう。深層筋だけ動かすなんてこういう芸にはなっても、それだけでしょう。

逆に、深層筋を使わずに表層筋だけ動かすなんてことも不可能でしょうし、そう考えれば、普通に高強度な運動をすれば十分両方とも筋トレになると考えられます。

どっちの割合が多く使われるかなんて、みんな歩き方が違うように個性であって、どっちが良いとかいう問題じゃないでしょう。

大きくキツい高強度な運動をしていれば、細かい効かす運動をしなくても、筋力は適応して強く大きくなるというのが単純に考えれば真理でしょうね。

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