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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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11.23.08:24

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  • 11/23/08:24

12.16.10:12

オーバーワーク

ボディビルダーでオーバーワークは気持ちの問題で、そんなものは無いとおっしゃっている人もいますが、無いわけが無いと私は思います。

以前、筋トレに来た中学生が、前回よりもかなり筋力が衰えていた。よく聞くと、前日にクラブで何かきついことを5セットずつとか、私から見ればただのしごきの筋トレをやったらしい。

明らかにオーバーワークと思われたので、今日は筋トレしなくて良いよとお父さんも来られていたが、説明した。

筋トレとは強度の高い運動に適応させることであって、過度に強度の高い運動を続け疲憊させていては意味がない。
身体を壊すだけだ。

少し前に、池上正さんの講演を聞いたときにおっしゃっていたが、欧米では青少年のオーバーワークに厳しいらしい。
サッカーなら1日1ゲームしかしてはいけないそうで、野球なら試合だけにしないと投げ過ぎるので練習禁止だそうだ。それを破った指導者は指導者免許を剥奪されるとのこと。

以前、イチローと松井秀喜の対談番組を見ていて、彼らが高校時代に凄いピッチャーがいたという話をしていて、その人を訪ねると飲食店を経営されていた。スポーツ障害で高校で野球を引退されたそうだ。

イチローと松井のメジャーリーグで活躍した名打者二人が凄かったというピッチャーがスポーツ障害で選手生命を終えているというのは、その監督、コーチは問題あるなと私は感じました。しかし、その番組ではそこには何も触れられていなかった。

どうも、大人は自分はアンダーワークなくせに、監督コーチになると、子供にはオーバーワークにさせている気がする。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」とは言うが、やはり、自主性、自分で考える素地を子供に作ってあげて、身体を壊すまでやらさないようにするのが、大人としての監督コーチの役目だと思う。

筋トレとしての効果の少ない中途半端な強度で高容量の運動をさせられていて、本人は身体づくりに筋トレをしたいとおもっている子供の筋トレ指導は難しいね。

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