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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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02.04.00:43

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  • 02/04/00:43

09.15.09:21

バランスと筋力

整形外科学会も転倒予防にバランスをとる練習をさせるのが良いと言ってますが、神経疾患でも無ければ私は必要性が無いと思っている。

筋トレしてもらう時は高強度にするために、関節がロックして負荷が筋肉にかからないポジションはとらないようにしてもらっている。
関節をロックしてる状態ってのはそれだけ筋力が要らなくても姿勢を維持できるからだ。
歩行なんてのは運動しているが、ほとんどそういった筋肉に負荷がかからないポジションをとり続けて腱の粘弾性だけで動いているらしい。まあ、だから疲れずに長く歩けるわけだが。

要するに、バランスとるってのは筋力がほぼ要らないってことだ。

しかし、転倒しやすくなる老人は、筋力が要らないバランスをとる運動ですら耐えられない筋力低下を起こしているということだ。

それくらい筋力低下すれば、バランスとる運動でもある程度の高強度になるから、多少の筋力アップで転倒予防になっていると考えるのが普通で、バランスのとり方は身体が覚えていると思う。要するにバランスとるソフトはあるが、身体を動かすハードの故障だってこと。

昨今流行りの体幹だのコアだのインナーマッスルだの、ああいったのは体幹トレーニングという運動が上手になっているだけで、普通に強いアスリートの体幹筋力アップは望めないだろうし、バランスとるのだけを考えれば、そんなに筋力は要らない。

最低限の筋力でバランスとるのはできるってことだ。後は激しい運動に耐える筋力を筋トレでいかに作るか。
そう考えるのがハードとソフト、能力面と技術面から別々に見れば普通な気がする。
もちろん、脳神経のソフトの障害がある場合は、技術面の練習も必要になるだろうが。

まあ、うちでは筋力を向上させることしかさせていませんが、転倒しにくくなった、歩くのが早くなったなんて普通におられますしね。

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09.15.01:37

筋幻惑法に幻惑されるな!

数あるウィダー法の中で一番価値の無いものと私が思っているのが「筋幻惑法」だ。

これはどういった内容かと言うと、同じ刺激に慣れると成長が鈍化するので新たな刺激を与えなければならない。だから、毎回違うトレーニングを行うことで、新たな刺激が加わり成長が促されるというもの。

一見、ごもっともそうで、これを盲信しているボディビルダー、トレーニング愛好家も多い。

でも、これって、効果的なトレーニングが指導できない人の言い訳でしか無いと思うんだな。

ある意味、ベストなトレーニングなんて刺激に慣れるから無いんだみたいな。

同じ刺激に慣れるとか言うが、慣れたら更に強度を上げるのがトレーニング効果ってことよ。また、神経の慣れから別にやり直すって筋トレとしては遠回りとしか思えない。

効果が出せていないトレーニング愛好家の多くがこの筋幻惑法に幻惑されて、毎回違う運動して頑張っているのに、いつまでも身体は変わらないし筋力も上がらないみたいな方多い気がしてます。

でも、毎回違う刺激でパンプして筋肉痛になってるよ!とか言うんですよ。パンプして筋肉痛になっても強度が上がらないのなら、筋トレになってない、ただ運動しているってだけよ。

この違いがわからない人は週末キストレ指導者育成講座へ。
詳しくは、ironclinic.jp

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09.14.11:34

ライフスタイル筋トレの勧め

私にとって筋トレとは趣味ではない。ライフスタイルだ。
食事をするのと同じだ。

好きか嫌いかではない。
筋トレという行為自体は、私は好きでも嫌いでもないかもしれない。

身体を壊してまで、筋トレという行為をやり過ぎている人がいるが、私はそういった趣味筋トレ行為という筋トレ好きでもない。
競技のために筋トレをしている人も多い。そういった人は、競技引退とともに筋トレも辞めてしまう。で、昔は体力があったと過去の栄光を語る。そういう趣味筋トレだった人でもない。

同じ運動であっても、筋トレはレジャースポーツとはまた違うものだと、私は思っています。
私もマリンスポーツやウィンタースポーツなどをすることもありますが、それは趣味であって、ライフスタイルではない。

趣味はできなくても健康を害することは無いが、ライフスタイルを悪くすることは健康を害する。
私は身体を弱らせない方法を知った。これはライフスタイルに組み入れるしか無いと感じた。

通常私の年齢になれば体力の衰えを感じるものらしいが、そういうものに無縁で生きていられるのも、そのライフスタイルのお蔭だと思う。

ただ、一般的にはライフスタイルは毎日しなければならないものという固定観念がありますが、この筋トレライフスタイルはそうでは無いところが、ライフスタイルと思われない理由かもしれない。

「超高齢社会は”筋力”で乗り切れ」と石井直方東大教授も言っています。
ライフスタイルに筋トレを導入したいと思った方は、アイアンクリニックをご利用ください。
必要最低限の効果的な筋トレライフスタイルを提供しております。

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09.12.09:41

疾病利得ビジネス問題

生活保護、労災や交通事故など、患者は無料で医療が受けられるし、医療者側は取りこぼしなく医療費が支払われる。

で、身体の機能を低下させようと思うと安静が一番だったりするわけだが、レントゲンや診察上構造異常もないのに安静を指示する。
で、治癒と関係のない様々な名前のマッサージ手技、機器などで癒すと言いながら依存させる。

患者側は患者側で、被害者意識を増幅させ、こんな身体なんだからもっといろいろ慰安行為をしてもらう権利が自分にはあるみたいになって、なおさら治らない。

で、医療者側も患者側も損した感は無く、長期間ダラダラとマッサージ医療が垂れ流される。

この費用って莫大だと思うけどな。

結局、税金や社会保険料、保険会社からそれを支払うわけだから、保険加入料、税金、社会保険料の支払いにそれが跳ね返ってくるわけですが。

どこの医療機関でも少なからずやってることだと思います。

絶対全くやってないのは、うちくらいじゃないかな?

まあ、患者さんにとっては好まれない場合もあるでしょうけど。折角被害者になったのに何もしてもらえないとか、何かしてもらわないと損と思っている人が大多数ですしね。

本当に治りたいと思ってる方だけ来られています。いいことだ。

こんなことして儲からないのは百も承知しておりますが、いつ死んでも恥ずかしくない生き方したいと思っとります。

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09.10.19:56

キストレ指導者育成講座開催決定

HPには載せてましたが、ブログで告知忘れていました。

日時:H.27年9月19日(土)16:00~19:00
場所:アイアンクリニック壱号店(近鉄伏見駅下車徒歩1分)

参加費:10,000円

実技あり。動ける格好、飲料水・タオル持参でご参加下さい。

コミュニケーション、指導者としてとした心構えも学べるセミナーです。

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09.10.12:47

本質

私がなぜKIS原則、本質に拘るのかと言うと、恐らく子供の頃から記憶力が悪い、いや、多くのことを覚えるのが嫌いだったためではないだろうか?

数学の公式ですら、覚えるのが嫌いで、公式の導き方からいちいち解くので、とりあえず、学校の試験は嫌いだった。

多くのことを記憶したら勝ちみたいな試験ばかりですからね。

で、そんな学校教育をボトムラインでこなしてきただけに、今も雑多な知識にネット時代とはいえ興味ないんですね。

これ知ってたら後は応用するだけみたいな本質を知るのが好きなんだな。後で知ったが、これ、黄老思想って言うみたいね。

本質が見えない人って、何でも記憶しようとし過ぎか、根本的に何も考えてないんじゃないのかな?

本当に、雑多な知識に翻弄されている人多いよね。

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09.07.22:54

How toよりWhy

よく自己啓発などで言われている話ではありますが、違う視点で。

自己啓発でありがちな説明は、人が行動するかどうかで、How toを知っても行動しないと。行動する理由Big whyが無いと人は動かないという話があります。

という、壮大な話ではなくて、結構、どちらから学ぼうとするかってことが、もの事の理解の分かれ道になる気が最近します。


恐らく、スポーツとかでも、子どもの教室など行くと、最近は教え方も多様化しているので一概には言えないが、型から入る場合が多いのではないかな?

野球ならグローブを付けて捕球の仕方。上ならこう、右ならこう、左ならこう、下にゴロならこうみたいな感じで。でバットはこう握ってこういう風に振りますみたいな。

スキーでもストックはこう持って、曲がる時は谷足に体重を乗せてこうとか。

要するにHow toから入る。


まず、その競技のゲームを教えるのがいいんじゃないかな?と私は思う。

野球ならピッチャーが投げてバッターが打ってダイヤモンドを1周したら1点。
アウト、セーフがあってなど。
ルールを簡略化して、まずゲームなんてのも良いかもしれない。

要するにそのゲームはどうなったら勝ちであるか。

目的だけ示す。で、いきなりやらす。

すると、バットを握るのは何故こうした方がいいのか?とか自分でWhyからHow toを見つけ出す。

この、型から入るHow to教育って良くない気がするんだな。答えっぽいのを安易に教えちゃうこと。

でも、How toを知らずに育った凄い選手が、例えばテニスラケットを反対向きに持ってプレイする選手が、優勝しちゃったら(ルール違反かは知りませんが)、今度は反対向きに持つのが正しい持ち方とか教えだすんでしょう?

要するにHow toなんて結果オーライなわけで、Whyから入らないとダメだと思うんですよね。


うちで、筋トレ指導者を育成しだしたり、スタッフを見ていて、私が患者、クライアントに教えているHow toを覚えようとする人が多い。

私にHow toは実はほぼ無い。キストレもWhyの話だ。How toは各論というところで総論のWhyのところから演繹できる話をしているだけだ。

だから、私のHow toは覚えても意味が無い。


Whyは筋力を鍛えるためにやっているだけ。その目的のために今日この人にどういう運動をしてもらうか。してもらわないか。How toはいくらでも作れる。この根源、本質を身体で知って欲しいと思うな。

筋トレの本質、根源は「・・・な・・・・に・・すること」といつもセミナーで言ってます。それが筋力を鍛えるために何故Whyそうするのかの答えだと思います。

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09.05.23:44

何か変

やりたいことをやっちゃう人とやらない人。
やりたいことをやる人は自動運転の車買わないでしょ。
自動なら公共交通機関で良くない?
やりたいことをやる人は自分で動きたいよね。
きっと永ちゃんもおかしいと思ってるはず。



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08.31.11:05

キストレ習慣の無い人の哀れな末路

私、特別養護老人ホームや療養型の病院で仕事したことがあります(今もちょこっとしていますが)。言っちゃなんですが、皆さん哀れです。

この人たちがこうなる前にキストレしていたらどうだったんだろう?と思ってしまいます。

ましな人は車いすに乗って、ベッド上で寝たきりの人もいます。
まあ、絶対的に運動不足なので、弱るスピードも凄いもんです。
心臓もどんどん弱るので、浮腫んできたり胸水、腹水が溜まったり、足先が壊死してきたりします。
もう、ここまで来たらある意味救いようがないと思うわけです。
輸液して尿量を保とうとしても、より心臓に負担がかかるわけですし、末梢の循環不全は解消しません。
上下肢は拘縮して自分ではベッド上も動けない。床ずれが出来ないように人に転がしてもらう。
でも、骨も弱ると、転がす時に折れたりする。

週に1回キストレでこれ防げる気がするんだけどな。
せめて歩けるうちに始めないとね。

ちなみに、老人ホームや療養型病床のリハビリで、絶対キストレしないからね。
だって、知らないから。
まだ、救いようのある人が入所している感じの時はスタッフにさんざん言いましたが、まあ、やりません。
苦労して動けるようになって介護度下がるのが嫌なのか?

皆さんすぐに、運動より栄養は何摂ったら?とか言うけど、運動しなかったらほんまに無理よ。

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08.28.01:30

筋肉ドクターな日々

別に私、自分のトレーニング以外、トレーナー活動をしたわけでもなく、リハビリを理学療法士の代わりにしていたわけでもありません。

しかし、真摯に自分により効果的な筋トレを追求してきたつもりではあります。

で、この開業に至ったわけですが、普通のトレーナーや理学療法士に比べればチャレンジングな患者さんの筋トレを指導する状況になっているわけです。

まあ、普通の人?には、キストレで十分に効果が上げられていると自負しておりますが、通常理学療法士が何か筋力増強に効果のない運動をさせるような「患者さん」からも、筋力増強効果を引き出すための運動指導を行うことになってきております。

筋トレの道理、キストレは、余程の神経筋変性疾患でもない限り、生きている限り通用すると思っています。

そんな、チャレンジングな毎日が、今までの整形外科医人生の中でも一番充実している気がします。


最近、ちょっと有名な医師が『「老衰」は治せない。』とツイートしていた。

「うち、見に来いよ。80歳でも、筋力アップしてるぜ。」と思ったね。

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