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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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11.23.11:22

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  • 11/23/11:22

09.07.22:54

How toよりWhy

よく自己啓発などで言われている話ではありますが、違う視点で。

自己啓発でありがちな説明は、人が行動するかどうかで、How toを知っても行動しないと。行動する理由Big whyが無いと人は動かないという話があります。

という、壮大な話ではなくて、結構、どちらから学ぼうとするかってことが、もの事の理解の分かれ道になる気が最近します。


恐らく、スポーツとかでも、子どもの教室など行くと、最近は教え方も多様化しているので一概には言えないが、型から入る場合が多いのではないかな?

野球ならグローブを付けて捕球の仕方。上ならこう、右ならこう、左ならこう、下にゴロならこうみたいな感じで。でバットはこう握ってこういう風に振りますみたいな。

スキーでもストックはこう持って、曲がる時は谷足に体重を乗せてこうとか。

要するにHow toから入る。


まず、その競技のゲームを教えるのがいいんじゃないかな?と私は思う。

野球ならピッチャーが投げてバッターが打ってダイヤモンドを1周したら1点。
アウト、セーフがあってなど。
ルールを簡略化して、まずゲームなんてのも良いかもしれない。

要するにそのゲームはどうなったら勝ちであるか。

目的だけ示す。で、いきなりやらす。

すると、バットを握るのは何故こうした方がいいのか?とか自分でWhyからHow toを見つけ出す。

この、型から入るHow to教育って良くない気がするんだな。答えっぽいのを安易に教えちゃうこと。

でも、How toを知らずに育った凄い選手が、例えばテニスラケットを反対向きに持ってプレイする選手が、優勝しちゃったら(ルール違反かは知りませんが)、今度は反対向きに持つのが正しい持ち方とか教えだすんでしょう?

要するにHow toなんて結果オーライなわけで、Whyから入らないとダメだと思うんですよね。


うちで、筋トレ指導者を育成しだしたり、スタッフを見ていて、私が患者、クライアントに教えているHow toを覚えようとする人が多い。

私にHow toは実はほぼ無い。キストレもWhyの話だ。How toは各論というところで総論のWhyのところから演繹できる話をしているだけだ。

だから、私のHow toは覚えても意味が無い。


Whyは筋力を鍛えるためにやっているだけ。その目的のために今日この人にどういう運動をしてもらうか。してもらわないか。How toはいくらでも作れる。この根源、本質を身体で知って欲しいと思うな。

筋トレの本質、根源は「・・・な・・・・に・・すること」といつもセミナーで言ってます。それが筋力を鍛えるために何故Whyそうするのかの答えだと思います。

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