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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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11.22.02:01

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  • 11/22/02:01

01.08.03:05

キストレの実学勉強

キストレはアーサー・ジョーンズのノーチラスシステムに大きな影響を受けているが、私が多少の付け足しをしたものって感じだ。
要するに筋トレと呼ばれる数多くの運動のエッセンスを抽出したようなものだ。

しかし、開業するまでは、もちろんエビデンスもメカニズムも解明されていないトレーニング法で被験体は自分のみだったが、開業してから人に教えるようになり、正しさが確信に変わり、また私のトレーニングにもフィードバックしている。

一番変わったのは、今まで結構、中6日とかあると罪悪感みたいなものを感じて、俺って根性無いなみたいに思っていたが、多くの人のトレーニングで強度を求めた運動をしてもらった場合、ある程度の筋力が付けば1週間に1回でも実は多いくらいなのかも?という気がしてきた。

もちろん、筋力が弱々な方はそんな頻度じゃ空き過ぎと思っているが、筋力が強くなれば回復にも時間がかかる。10kgくらいでヒーヒー言っているような人は週に1回以上でも良い印象だ。

自分のトレーニングは2分割に最近はしているが、それでも完全に前回のトレーニングの疲れが取れてからやるようになった。しかし、罪悪感無く攻めて、最近もまだ筋力の増強がみられている。
要するに2分割なのに週1回くらいのトレーニングでも効果があるってことだ。

頻度を低くとは、キストレ理論として話はしているが、ここまで低くても大丈夫なんだというのが分かってきた。

ということで、最近の自分のトレーニングは2週間に1,2回しか2分割なのにわざとやってない。
まあ、筋肉の疲労感が取れたらというバロメーターが結構正しいのかもしれない。

これ、ボディビルダーやパワーリフターの人からすればあり得ない低頻度でしょうね。

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12.30.19:38

やらされる?

私はスタッフ以外に筋トレをやらせたことはない。

スタッフは筋トレを教える場合もあるので、机上の空論を語られたり自分もやったことの無いことを人にやらせるような無礼を許さない。

辞めていったスタッフでやってない人も多いだろうが、別にそれはその人の選択だ。

しかし、多くの整形外科医は知らないだろうが、実際やってもらうと大概、整形外科を受診するような方々には筋力低下が認められる。

そういった方々に筋力を回復させることを勧めはするが、それで良いという人に強要したことは無いし、それで良いという人もいない。
何がしかの不都合を感じて受診されているわけだから、こちらも真剣に良くなってもらおうとやっている。

しかし、何かやらされているというような発言をする方がおられる。
そういった発言を聞くと、じゃあやめますか?と思うのだが、一応身体は来ておられるので、何もなしで帰ってもらうのも忍びない。どうしますか?と聞くと大体やるとおっしゃられる。なのに、やらされているようなことを言う方が時々おられる。

私の祖母でもずっと筋トレをやった方が良いと勧めていたが、結局やらずじまいでとうとう寝たきりになりそうだ。しかし、それは彼女の選択であり、私が彼女の人生に強要するものではない。

やりたくない人は、「やらない」と言ってもらえれば、こちらも嫌々な人に無理矢理やらせようなどという思いは無いし、実際リハビリをせずに投薬だけに通われている方もおられる。

もちろん、手術、注射や投薬を強要したこともないし、希望があれば希望に沿うような外来を心掛けている。ただ、それをした場合見込まれる未来を説明するだけだ。

ただ、見込まれる未来を説明しているのに、その通りになって、人のせいにするのはやめて欲しいものだ。

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11.27.10:14

ヨガ、気功、呼吸法

どうも、こういった運動がもてはやされる傾向があるように思う。

私に言わせれば、これらは感情の解放法であって運動ではない。
密教の三業相応、身口意の身ということだ。

最近は歩くというのもその類だと思っている。
前に進む、前進、これは前向きポジティブの体現以外の何物でもない。

で、だいたいこれらの運動が何かの疾患に対しての効果なんて話になると、欧米のエビデンスが出てくる。
欧米人ですから東洋の神秘みたいのに東洋人よりも神秘を感じるわけで、そういったプラセボの影響の強さが高いのではと勘ぐってしまう。
二重盲検法といっても、偽のヨガ、気功、呼吸法と比べるってやりようがないと思う。

要するに心と体は繋がってますって話で、運動としての効果じゃない場合が多いと思うわけです。

で、そういったものを尊崇する方々はスタジオワークやジムワークを軽視しがちな傾向を感じる。
でも、ヨガ、気功、呼吸法のスタジオワークもあるでしょうけど。

で、このジムワークだが、まあ欧米のドーピングも辞さないサプリ漬けの筋肉馬鹿的な印象があるのか、ヨガ、気功、呼吸法より下品な運動のような扱いを受けている場合もある気がする。

しかし、真摯に筋トレを追求してきた私は気も呼吸も精神と身体もコントロールしながら筋トレをやっている。別にそういった東洋に古くから伝わるゆっくりとした負荷の軽い運動だからそういったことができるわけではない。いや、ある意味筋トレというのは最大限の爆発的パワーを発揮するという野蛮な動きの中に、ストリクトフォームというコントロールされた動きを維持しなければならないという矛盾、緊張とリラックスを共存させるという矛盾を統御しつつ運動しなければならない分、より高い気、呼吸、精神と身体のコントロールが必要になってくると言っても過言では無い。

KIS原則をベースにした筋トレ、キストレからすべての健康への生活習慣をKIS原則で昇華させたもの、それが超健康道だ。

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11.14.00:19

古くて新しいもの

今読んでいる昔の本に、昭和初期にお坊さんの袈裟の格好など古臭いと言う人がいたという話が書いてあった。

しかし、そのお坊さんは、この格好は100年経っても恐らく変わらず着られている。今そう言っている人の服は100年後、古くて着られていない服かもしれない。そう考えると、袈裟はいつまでも新しい格好と言えると書いてあった。

伝統に裏打ちされたものは古くて新しいと。


翻って、トレーニング業界、次から次へと新しい○○トレーニング、☓☓エクササイズなどが出ては消え、出ては古くなり。結局、最後に残るものは、まだまだ筋トレは開発されて100年そこそこですが、キストレになるのではないかと思っとります。

今後も永遠に最新のトレーニングたるキストレに磨きをかけて行きたいと思います。


明日は、古いトレーニング、これから古くなるトレーニングの見分け方を伝授しようと思います。

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11.13.19:33

アイアン復活組

最近、以前来られていたが、しばらく来なかった方の復活組が何人かおられる。

やはり、半年ぶりともなると、以前の続きというわけにはいかず、多少パワーダウンしたところから始めなければならないようだ。

結構、2か月くらいならサボって来られても前の続きで何とかできたりするが、3か月を超えると厳しい印象だ。

月1ペースで来られていて順調にパワーアップしているケースもあるが。

来られなくなった方はだいたい、自分でやってるつもりとか、他の運動施設へ行っていたとか言う場合が多いが、それでもパワーダウンしている。

やはり、筋トレと言う特異な運動は生きる上で重要だと感じるね。


アイアンクリニックは施設でレコードを作っているので、その辺りも管理できるのが面白いところだ。

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10.30.09:55

筋トレ指導者の難しさ

筋トレ指導者はやはり、机上の空論ではいけないと思う。
本で読んだ、講習会だけで習っただけで、教えるなんておこがましい。
やはり、自分で実践してある程度の結果を出さなくては。
必要性を語るなら自分もやらないとね。

しかし、逆に筋トレをやっている人が講習会に来ると、既に雑多な知識で汚染されている。
ゼロベースに考えることが出来ずに、あ、それ知っている、聞いたことあると言いながら、実際やってもらうと、道理にかなってなかったりする。
某ジムのオーナーは指導者としてボディビルダーは雇わないと言っていた。その人の我流を押し付けるからだとのこと。
まあ、確かに活躍するボディビルダーのトレーニングなんて、身体が出来上がった人向けというか、根幹じゃなくて枝葉の話が多い気がする。この種目をやる時にどのようなグリップかとか。

まあ、キストレが我流と言われたらそうかもしれないが、ワンパターンでやってもらって、いまのところ皆さんパワーアップしてるから間違いは無いかと。
ちなみに、○○で筋トレしてましたという人が来て、やってもらうと激弱だったりすることがある。
こういう○○ではないと自負している。

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10.26.20:09

キストレ指導者

キストレ指導者にどこまで望むか。

そりゃ、どんな人にでも、どんな状況でもキストレを指導できる人って思っています。
が、なかなかキストレの根幹の物理、力学の理解が難しい方が多いようだ。


しかし、そうなると、結局フィーリングで指導することになる。きついか軽いか多いか少ないか。これでは、本当に定量的にきつい運動なのか多い運動なのか分かりにくい。

かといって、パワーが重要とか言っても筋肉が運動するパワーを定量する機器も計算も無い。

結局、フィーリングにならざるを得ないのだが、しかし、単なる感情的定性ではなくて、根拠に基づいた定性をキストレ指導者にはしてもらいたい。

要するに、思っているきつさが、強度によるものなのか、容量によるものなのか、気分によるものなのか、その線引きが体育系の方が作ったものであるためか、はっきりしない。

そこをはっきりさせられるのもキストレ指導者には必要と思っているから、そういった話を入れているわけです。


今のところ、そこまでの洞察をもって指導している方は、極少数かと思う。

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10.12.04:29

「動」と「静」

以前、ストロング社長が、トレーニングしていない人の不健康な歩き方が気になるようなことをおっしゃっていたが、最近の私もちょっと気になり出した。

かばんを肩から下げて脚だけで歩いている女性。
上半身が全く使えてない。

結構こういう人、目につきます。

本人的には姿勢の良いキレイな歩き方と思っているのかもしれないが。

どこが違うのかな?とその不自然さを考えたところ、「静」と「動」ってことだなと。

美しい「静」ってのは「動」あってのもので、動かない「静」ってのは固まっているだけで「静」じゃない。

要するにそういう歩き方の人は、体幹が動かない感じがするんですよね。歩行時の足からの衝撃が頭のてっぺんまで響いていて、身体で吸収できてない。要するに柔らかさがないんですよね。

静かな「静」の歩行は美しいですが、それは、「動」ができるから可能なこと。運動不足な人の動かない「静」は何か違和感があるんだな。

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10.04.04:13

気持ちが分からない

いろいろ運動器の痛みを体験してはいる私ですが、皆さんの診察、治療にあたり、どうしても気持ちが分かってあげられないことがある。

私なんて、高校時代くらいから、何か自分を弱いままに置いておくことに不満を覚え、筋トレを追求してきた人生ですので、筋トレを1ヵ月以上やらないとかいう状態をほぼ体験したことがない。

ですので、中高年で初めて筋トレの運動をする人の気持ちはどうしても理解し難いが、どうも、凄い出来事に感じるみたいです。

私なんて、もう、長年の習慣ですから、多少筋肉痛になろうが、全然大した出来事ではないが、そうでない人にはちょっと筋肉痛になることが物凄い出来事のようだ。

はっきり言いまして、アイアンクリニックトレーニングシステムなんて、ボディビルディングのトレーニングの中から筋力増強効果が必要な部分だけを抽出して無駄な部分を出来る限り削ぎ落としたようなもので、それこそ、競技ボディビルダー、一般トレーニーのやっている運動と比べれば比にならないくらい、超少ないし、超楽々なトレーニングだ。

まあ、それだけ、普段の運動習慣でトレーニングしている人のストレス耐性は上がっているわけで、それを継続している人と、全くしない人の差たるや物凄いものなのかもしれない。

私なんて、三日坊主の落ちこぼれな人生を送ってきたわけで、せいぜいやれたのが毎日やらなくても良いと分かった筋トレくらいなわけで、こんな何も続ける根性の無い私ができることくらい、誰にでもできると高をくくっておりました。

しかし、どうもそうじゃ無さそうだ。

まあ、でも見てますと、だいたい3回来る人はその後10回は続きますね。1,2回の筋肉痛で断念する人が結構多い気がします。要するにハンス・セリエのストレス学説でいうところの警告反応期で終わる人が多いですね。
そこを超えるとランニングハイのような抵抗期が来るのに。
日焼けしに行って1分くらい寝転んで暑いわって、すぐ日陰行って、日焼けできないみたいなもんですな。
マラソンで最初の100mくらいでしんどいわってやめる感じ?

そこを乗り越えると、通常20歳を超えて徐々に感じるらしい老け込む世界に無縁になれるのに。
勿体無いと思うな。

まあ、タバコなんて平均寿命10年位縮めるのにお金払う人いるくらいだし、全く気持ち分からないしね。それとよく似たようなものか。
人生快楽とお金と地位が手に入れば幸せだと思っている価値観の人にはそうなんやろな。
結局健康管理って、若いころに無茶していても、ある種のスターだったり、人生に夢や志をを持ち続けている人がやることだもんね。その他大勢で夢や志をもつ道を生きていない人には不必要なのかな?え、じゃあアイアンクリニック流行らないやん!?

まあ、少数でも本気で人生の夢や志へ向けて過ごしている人が、週に1回位集まる場になれば良いか。

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09.15.09:21

バランスと筋力

整形外科学会も転倒予防にバランスをとる練習をさせるのが良いと言ってますが、神経疾患でも無ければ私は必要性が無いと思っている。

筋トレしてもらう時は高強度にするために、関節がロックして負荷が筋肉にかからないポジションはとらないようにしてもらっている。
関節をロックしてる状態ってのはそれだけ筋力が要らなくても姿勢を維持できるからだ。
歩行なんてのは運動しているが、ほとんどそういった筋肉に負荷がかからないポジションをとり続けて腱の粘弾性だけで動いているらしい。まあ、だから疲れずに長く歩けるわけだが。

要するに、バランスとるってのは筋力がほぼ要らないってことだ。

しかし、転倒しやすくなる老人は、筋力が要らないバランスをとる運動ですら耐えられない筋力低下を起こしているということだ。

それくらい筋力低下すれば、バランスとる運動でもある程度の高強度になるから、多少の筋力アップで転倒予防になっていると考えるのが普通で、バランスのとり方は身体が覚えていると思う。要するにバランスとるソフトはあるが、身体を動かすハードの故障だってこと。

昨今流行りの体幹だのコアだのインナーマッスルだの、ああいったのは体幹トレーニングという運動が上手になっているだけで、普通に強いアスリートの体幹筋力アップは望めないだろうし、バランスとるのだけを考えれば、そんなに筋力は要らない。

最低限の筋力でバランスとるのはできるってことだ。後は激しい運動に耐える筋力を筋トレでいかに作るか。
そう考えるのがハードとソフト、能力面と技術面から別々に見れば普通な気がする。
もちろん、脳神経のソフトの障害がある場合は、技術面の練習も必要になるだろうが。

まあ、うちでは筋力を向上させることしかさせていませんが、転倒しにくくなった、歩くのが早くなったなんて普通におられますしね。

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