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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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02.03.19:18

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  • 02/03/19:18

10.29.02:06

経験値アップ

開業して1年ちょい。

勤務医の時はあり得なかった外来スタイル。日本唯一無二の医師が直接運動指導という外来も板についてきた。
もちろん、最初のうちはぎこちなかったが、最近は慣れたものだ。

そんなことをしているうちに、飛躍的に筋肉ドクターの経験値もアップしているように実感する。

自分の経験の結晶、ゼロフリクショントレーニングマシン6台を使ったアイアンクリニックトレーニングシステムも少しずつ利用者が増え、皆様に良好な結果が得られていて開発者としても嬉しい限りなわけです。
このシステム、万人に効果がありそうでありながら、ほとんど経験もないバイト君でも直ぐに指導できるようになるという利点がある(まあ、直接私の指導を見ていない人には難しいかもしれないが)。


いつの間にやら1年以上バイトに来てくれている来年の3月に卒業予定の大学生でも、肩が痛いおじさんにショルダープレスさりげなく重さ減らしたりして、立派にトレーニング指導できている。
彼のトレーニング指導の経験値も、最初はド素人だったが、飛躍的にアップしているように見受けられる。

全く他業界に就職する彼でも、周りの歩けなくなった老人をどんどん歩かせることができるだろう。

私も最近ではトレーニング指導の安定感が更に増している気がする。
自分で得てきた道理の通った胆識に更に強固な芯が通ってきた感じだ。
後は、後進の育成だな。
まあ、これが結構な難問かもね。

教育の泰斗、森信三先生でさえ「教育とは流れる水の上に文字を書くような儚いものだ。だが、それを岩壁に刻み込むような真剣さで取り組まなくてはいけない。」とおっしゃっている。

これからは、岸壁に刻みこむような真剣さで、流れる水の上に文字を書くだけだ。

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10.27.01:26

お医者さんが教える、 「いつまでも若々しく キレイになるために、あなたができること。」

日時:H.27年11月14日(土)15:00~16:00
場所:アイアンクリニック壱号店(近鉄伏見駅下車徒歩1分)

参加費:当日1,000円(事前申し込みは500円)

女性向けの効果的な運動についてのセミナーです。
去年やった女性限定とほぼ同じ内容ですが、今回は男性参加もOKです。
タイトルは去年のがちょっと長かったのでちょっと省きましたが、まだ長いです。
ただ、内容は女性向きです。
実技は時間的にやりません。
事前申し込みはお名前と連絡先をメールでもして下さい。

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10.26.20:09

キストレ指導者

キストレ指導者にどこまで望むか。

そりゃ、どんな人にでも、どんな状況でもキストレを指導できる人って思っています。
が、なかなかキストレの根幹の物理、力学の理解が難しい方が多いようだ。


しかし、そうなると、結局フィーリングで指導することになる。きついか軽いか多いか少ないか。これでは、本当に定量的にきつい運動なのか多い運動なのか分かりにくい。

かといって、パワーが重要とか言っても筋肉が運動するパワーを定量する機器も計算も無い。

結局、フィーリングにならざるを得ないのだが、しかし、単なる感情的定性ではなくて、根拠に基づいた定性をキストレ指導者にはしてもらいたい。

要するに、思っているきつさが、強度によるものなのか、容量によるものなのか、気分によるものなのか、その線引きが体育系の方が作ったものであるためか、はっきりしない。

そこをはっきりさせられるのもキストレ指導者には必要と思っているから、そういった話を入れているわけです。


今のところ、そこまでの洞察をもって指導している方は、極少数かと思う。

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10.23.01:35

故・酒井雄哉大阿闍梨

私が酒井雄哉大阿闍梨をリスペクトしていることは、ご存知の方も多いかと思いますが、私は千日回峰行者に魅力を感じているのではありません。酒井雄哉大阿闍梨に魅力を感じているのです。

では、どこに?と思われる方も多いので教えます。

多少、酒井雄哉大阿闍梨に興味を持ち、著書を読みだして思ったのは、非常に現実的なんです。僧職にも関わらず、神秘的に語ることが一切ないと言っても過言ではない。
40歳を超えるまでの波乱万丈な人生を嘗め尽くしてきた後に得度されているのもあるかもしれません。

得度が遅いだけに千日回峰行者の中でも最高齢だったのではないでしょうか?しかも、二千日回峰行者ですから倍回峰行をされているわけです。満行されたのが60歳を超えているというのも凄いことです。
が、全く偉業を成し遂げたという自覚が感じられない方でした。謙遜していると思う方も多いでしょうが、謙遜すら全く感じない。普通なんです。

で、幸運な事に何度か実際にお会いしてお話させて頂けました。

一つ酒井雄哉大阿闍梨の著書を読んでいて私が持った疑問。そんな現実的で普通な酒井雄哉大阿闍梨ですが、転生輪廻だけは当然あることとして語っている。何故あると思ったのか?、俺は無いと普通に思うが?という疑問をぶつけに、飯室谷不動堂までお邪魔した。

で、そのまま疑問を投げかけてみた。その答えは?


これは、私には流石に大阿闍梨と尊敬の念を持つきっかけになった回答であったと言えるが、皆様には何と下らない答えだと思われる方もいるかもしれない。
しかし、私には衝撃的な内容だった。
KIS原則を唱える私に「何でそんなことも気づかんのだこの馬鹿チョンが」と言われているに等しい回答だった。


その答えは



「(転生輪廻が)あったら面白いだろ?」


であった。

そして、常行三昧をされている時の、私も著書で読ませて頂いたエピソードをお話された。
修行をしている最中に虫が鳴いているのが、昔、行を完遂できなかった行者が姿を変えて来たのかと思ったという話だった。
そして、「な、そう考えるほうが面白いだろ?人間なんて一つのものをいろんな見方ができるんだから、好きに考えれば良いんだ」と。

確かに転生輪廻があるか無いかなんて、どっちでも良い話だ。じゃあ、面白い方で良いだろ?ってことだ。

その後も何度か、どうでも良い質問をさせて頂いたが、毎回丁寧に私以上のKIS原則で答えて下さった。こりゃ~、この人には敵わんなと私に思わせた数少ない人の一人だった。



最後に酒井雄哉大阿闍梨がスッゲー普通だったところを皆さまに一つお伝えしましょう。


虎キチでした。

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10.22.11:18

伝統医療か最新医療か

現行の日本の医療は、よくも悪くも西洋医療に根ざしている。

東洋医学というと、伝統と歴史に裏打ちされた医療という感じで、西洋医学というのは物理化学的なところから人間の機能を解明するところから始まった医療という感じだと思う。

しかし、西洋医学というものに統計的な相関関係を重要視する傾向が出てきて、そういう物理化学的物質的な医学との矛盾が発生してきている。

統計的な相関関係で多くの被験者の二重盲検法でシステマティックレヴューをしたところで、歴史的裏打ちという意味では現代人であるというバイアスが入る。

そういう意味では東洋医学、伝統医学の強みがある気がする。

しかし、東洋医学と言えば中国と日本だが、中国は文化大革命でほぼ東洋医学も消滅しているようだ。中医という人と話した時、陰陽五行、易経などに根差した伝統と歴史の医療かと思いきや、そんな前時代的なものを信じている中医はいないということだった。要するに生薬治療するってだけだ。まあ、悪くは無いかもしれないが、ほぼ西洋医学だ。

日本も伝統的なものをGHQの占領下でかなり失ったが、伝統医療は中国よりも残っている気がする。
しかし、明治以降の文明開化からの西洋医学を盲信する志向はまだ続いている。

最近、むち打ちや腰痛なんてほぼ西洋医療思想が作り上げた病気という気がしなくもない私です。現に文明開化以後に激増しているわけですから。

で、西洋医学は物理化学的、物質的なものから、統計による相関で病気を捉えるようになったと言ったが、西洋医学はそうでも、西洋医療はじゃあ変わったのかというと、日本もそうだが、恐らく世界的に医療は最初に作り上げられたものからほぼ脱却できていないと思う。

現に、保険診療点数がそれによって何か変わったか?というとほぼ前の通りだ。

最新の西洋医学的知見を導入しない歴史の浅い西洋医療が、伝統と歴史に裏打ちされた東洋医学とどっちが良いのか?って微妙だな。

要するに日本の医療は伝統もない最新でもないただのビジネスモデルな西洋医療と感じるんだな。

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10.22.10:09

賢バカになっちゃいけないよ!パート2

私は他の先生に怒られるかもしれないが、生徒に見たことも、感じたこのも無いものを根拠に考えるなとKIS原則を教えている。

なのに、「腕立て伏せを続けると何故できなくなる?」と聞くと多くの生徒は「乳酸が溜まるから」と答える。
「乳酸って見たことある?何色?溜まってるの分かるの?」と聞いても答えられない。
乳酸が溜まるを根拠に更にその上に知識を積み上げて何の役に立つのか?

「じゃあ、なんでできなくなるんですか?」と生徒は聞いてくる。
「筋肉が疲れるからだよ。」と答える。
「筋肉が疲れてるのは分かるやろ?」

それほど勉強ができる人が集まっている学校でないと思われるが、それでも勉強し過ぎと思う、更に頭の悪い単細胞な非常勤講師の俺。

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10.22.01:39

人間はクリエイティブ

良くも悪くも人間はクリエイティブです。

その能力によって、近代文明社会を築いてきました。

しかし、その能力によって慢性疼痛疾患を作り上げている。

良い面を使って、悪い面を思い込みだとしっかり理解できれば問題ない。
That's all.

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10.14.23:16

無償の遊戯性

SWITCHインタビューで磯田道史さんが「オタク」について述べているのだが、この無償の遊戯性とは深いなと。

私が健康な心で勧めている道、志を持つというのは、まさに無償の遊戯性だなと。

要するに、オタクは心が強いってことです。

番組内で磯田氏も述べていますが、損得勘定、成功失敗とか関係なしにオタクという人は一つのことをやり続ける。何故やるのか?楽しいからだ。
寝食を忘れてという表現もあるが、一つのことにそれほど打ち込む。
別に誰かに言われたからとか、1番になるためとか、お金や肩書のためでもない。
要するに夢中なのだ。

人生こういう夢中になるものが仕事であれば尚更強い。

儲かるから、成功するから、名誉があるからとか思ってやっている人と、無償の遊戯性でやっている人の次元の違い、力の違いは明らかだ。

やり続けたところでオタクは、肩が凝っただの腰が痛いだの疲れただの言わないだろうし気にもかけないだろう。過労死とも無縁だろう。

どのような志を持てば良いのか分からないから、自分探しの旅に出るとか言っている人は、すでに無償の遊戯性を持ててないことに気付くべきだ。目の前に既にある夢中になれることに集中する。それで失敗するとか成功するとか儲かるとかそういう資本主義で刷り込まれた考えを捨てる。それが、無償の遊戯性を獲得する道だ。

こういう世に役立つ一つのことに出会えた人は、一般的なそれが持てない人から見れば「オタク」と呼ばれるかもしれないが、これ以上の人生の幸せ、これ以上の強い心はない。

頑張らなくても継続できる。

で、さっき呟いた「継続はオタクなり」って思った次第です。

自己啓発本読んで、これを継続すれば成功するとか思ってやっている人は、オタクに負けるってことだ。

みんな!目指せオタク!!

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10.12.04:29

「動」と「静」

以前、ストロング社長が、トレーニングしていない人の不健康な歩き方が気になるようなことをおっしゃっていたが、最近の私もちょっと気になり出した。

かばんを肩から下げて脚だけで歩いている女性。
上半身が全く使えてない。

結構こういう人、目につきます。

本人的には姿勢の良いキレイな歩き方と思っているのかもしれないが。

どこが違うのかな?とその不自然さを考えたところ、「静」と「動」ってことだなと。

美しい「静」ってのは「動」あってのもので、動かない「静」ってのは固まっているだけで「静」じゃない。

要するにそういう歩き方の人は、体幹が動かない感じがするんですよね。歩行時の足からの衝撃が頭のてっぺんまで響いていて、身体で吸収できてない。要するに柔らかさがないんですよね。

静かな「静」の歩行は美しいですが、それは、「動」ができるから可能なこと。運動不足な人の動かない「静」は何か違和感があるんだな。

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10.12.04:19

マッサージ

他の人に手で押したり揉んだり擦ったりしてもらうことですよね。

で、なんでこれで何かの病気が治ったり痩せたりすると思うんだろう?
なんで、自分の不摂生がこれで帳消しになると思うんだろう?

セレブが飛びつくのは、まあボディビルダーが1mmでも身体が大きくなるかもっていうのに飛び付くのと同じ理由でしょう。効果の程は疑わしい。

まあ、コミュニケーションの最初は非言語的なスキンシップからですから、スキンシップが欠如している人には良い精神的影響はあるでしょうけど、それ以上は無いね。

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