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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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11.26.04:45

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  • 11/26/04:45

09.17.23:53

矛盾

パートナーの骨じいさんと話していたりすると、ふと、トレーニングについて私が今度の教本よりも更にマニアックなことがあるのにふと自分で気付かされます。

まあ、そのことも、超健康道には全て織り込み済みなのですが、意外なところで別のテクニックを使っているというだけです。

私が言う筋トレは単純に、今あるエネルギーをいかに一気に出しきる運動をするかということですが、これが実は言うは易し行うは難しなんですよね。

新宮先生によりますと世の中の全ての論理に矛盾が生じ破綻することは論理学の基本だそうだが、筋トレも例外ではありません。

爆発的にオーバードライブして筋肉の力を一気に出し切ると言いながら、筋肉の動きをコントロールするという矛盾が存在します。通常爆発的に動かせばコントロールを失うのであって、コントロールしようとすると爆発的な動きにはなりません。

もう一つ、これは私が感じているものであまり言われてはいませんが、力を入れ続けると言いながら、力が抜けた状態を保たなければなりません。これはどういうことかと言いますと、力を入れ続けるという行為は力みを生じます。力みを生じると呼吸が乱れて息が続かなくなります。ということは、教本で言うところの有酸素運動化しやすい運動になってしまいます。目的の筋肉は全力を出し続けるということを続けながら出来るだけ他の部分は力が抜けた状態を維持しなければ全身的に有酸素運動化した運動になりやすいのではないかと私は考えています。

この力の抜けた状態というのは力を抜いた状態ではないというのもあるのですが、これは某偉い人の話を参考にしています。

で、この矛盾を矛盾のままに、過剰にアイソレートさせる運動と言いながら出力の小さい運動になったり、爆発的に力をと言いながらパワーセーブした運動になったりして、効果が出ていないトレーニーも多いのではないかと私は思っています。

おそらくここまで聞いて、筋トレのレベルの高い方はウンウンと大きく頷いておられるでしょう。まあ、筋トレをやったことがない、または考えてない方には全く意味が分からないと思いますが。ストロング安田さんが頷いているのが目に浮かびます(どうかな?)。


で、この筋トレに潜む矛盾に私がどう対処しているかと申しますと、超健康道場に出た方にだけ分かる表現をしますと、私が説明した疲労への対処法を、実は私はトレーニング中も使っているということです。

気持ちはオーバードライブですが、身体の使い方は疲労への対処法を使いながらトレーニングしているんですね。これをやりだしてから、トレーニングで出し切れなかったり、妙に調子が良かったりといった調子の波が平坦になりつつ、トレーニングの強度が徐々にあがっているという状態になったように思います。


なんか、出し惜しみした話をしているって?そのとおり。詳しくは近々開催される超健康道場へ。

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