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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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11.22.01:54

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  • 11/22/01:54

08.15.10:07

構造を知るvs.使い方が分かる

現在、多くの人がスマホを使っている。
しかし、そのほぼ全員がスマホの構造を知らない。
ハードウェアとソフトウェアの違いも知らなかったりする。
でも、使える。

人間も、自分の構造を知り尽くさなくても、自分で使いこなせる。
スマホもアプリを使いこなすかどうかと、構造を知ることは全く別問題だ。

で、人間の構造を知ると、老化現象というものがある。これを器械の故障のように捉えるのか、ただの変化と捉えるのかで疾病概念が異なる。
ある意味ガンや血流障害などは高齢者に多いわけで、故障的な老化と言えるかもしれない。

しかし、整形外科疾患と思われていたものが、構造的には単なる故障では無い加齢変化で、体の使い方、心の使い方で解決するものが多いことが知られてきている。
そういう意味では、運動器は構造的に故障しにくい。余程無茶しない限り壊れない。
逆に、使わないと故障的老化を加速するという構造的な特徴がある。
これは器械が使い続けると故障するというのと真逆だ。

要するに、運動器のトラブルは構造を知らなくても心と体の使い方が分かれば問題ないということだ。使い方を間違った人がトラブルを起こす部位で、構造を知ることはそれほど重要じゃないということだ。アプリのバグのようなもので構造を直さなくても修正できる。
しかし、現代人は構造を深く知ることが専門家であり重要であると思っている人が大多数で、心と体の使い方をよく分かることを軽視していると思う。
いや、分かった気でいる人が多い。

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