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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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11.22.15:51

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  • 11/22/15:51

08.13.12:42

筋骨格系の都市伝説

私は高齢女性に筋トレを勧め実践してもらっているわけですが、真逆のことを言われることが度々あり、この都市伝説は根深いなと。


まず、「筋トレすると身体が固くなる。だから身体が固くなった高齢者は余計に固くなって危ないんじゃないか?」って言う方多いです。

基本的な事実として、運動すると身体は柔軟に、安静にすると拘縮に向かいます。
ギプスを巻いた関節が、除去後に固く動かなくなるなんてのは良く知られたこと。
筋トレは運動するわけですから、柔軟になっても固くなることはありません。

もちろん筋量が激増すれば、関節可動域は筋肉が挟まるので狭くなりますが、そこまで簡単に筋肉量は増やせるものではございません。


次に、「高齢者は骨が弱っているのに、きつい運動したら折れるんじゃないか?」
こういう方も多いです。

基本的な事実として、骨量や骨強度の維持には荷重や筋運動などの力学的負荷が重要で、筋トレは最もそれに適した運動と言える。
要するに骨粗鬆症だなんだと、折れないように安静にとかしていると、普通に生活しようとするだけで骨折したりするわけです。
寝たきり老人なんて体位変換するだけで折れますからね。

そうならないために最適なのは筋トレをすることです。


これらの都市伝説は現実・事実と真逆なので、信じている人は動けなくなったり骨折しやすくなったりするだろうし、可哀想ね。

これ読んだ人は教えてあげましょう。

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