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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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12.04.03:52

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  • 12/04/03:52

06.01.02:18

威を以て相手を制し、戦わずして勝つ

スポーツマンシップ指導者として、スポーツと体育・武道との違いを考察してきました。

そして、藤岡弘、氏の武士道の教え「威を以て相手を制し、戦わずして勝つ」について考えました。

武道の究極の目的は武道の武という字も、戈(ほこ)を止めるという意味だったと思いますし、藤岡氏のおっしゃる通りだと思われる。

一方、スポーツは基本的に遊び(プレイ)でありゲームであり、戦って勝とうと真剣に遊ぶ中で、かっこ良い大人として人々と交流する術を身につけることが目的の教育で、真剣に勝とうとして戦わないといけない。

体育教育の根本の富国強兵の基である武士道は、やはり究極の目的は戦わずして勝つなのだろう。相手が戦争したくても手が出せない。それこそ武を極めたものだ。

ということは、武道の試合で、対面してお互いに礼した途端「参りました」と言わせる威を身につけるのが本来の武道の究極の目的だと言える。

私がスポーツが良くて、武道・体育を良くないと言っていると思っている方もいるようだが、一長一短、全く別物で目的も異なるということだ。

スポーツは万人が人間作りとしてやるものだが、武道は達人が極めるものだな。
本来命のやり取りが前提の武道を極めるというのは興味深いことだ。

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