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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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11.27.17:43

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  • 11/27/17:43

02.20.22:27

リハビリ改革

リハビリというと機能回復訓練のことです。
では、もちろん筋力訓練、筋トレは含まれるはずです。
モミモミしたり押したりして、機能が高まる可能性は低いですよね。なら、そういったものは機能回復訓練にはなりにくいですよね。
そして、機能低下を来たした患者さんには機能回復訓練が必須になるわけです。

しかし、すぐに筋トレをすると、血圧が上がったるとか心臓に負担がかかるとか循環器系のリスクやら筋トレによる怪我のリスクなんて話が出てきます。

しかし、循環器系のリスクは有酸素運動で高いわけで、筋トレでリスクは低いでしょうし、怪我のリスクなんて怪我をしないための筋トレなのに本末転倒なことをプロが言ってはいけません。

では、リハビリで筋トレをしないリスクは何か?生活習慣病であり三大死因である、がん、心臓病、脳卒中のリスクが高くなります。もちろん有酸素運動をこういったものではすすめることが多いかもしれませんが、突然死のリスクは有酸素運動中が多いことを忘れずに。

そして、寝たきりのリスク。運動器不安定症(最近は整形外科学界はロコモティブシンドロームなどと流行らそうとしているが)など廃用性のものから寝たきりになり社会参加どころが家庭にも置いてもらえず、哀れな最後を迎える老人になるリスクが高まるということです。

仕方がないからそういった患者さんがスポーツクラブへ行くと、痛い人はリスクがあるのでと、また筋トレをさせてもらえなかったりします。

どう考えても安静のリスクの方が高いのに、筋トレがリスクと吹聴する輩の多いのには本当に保健体育で教えろよくらいの勢いで感じています。

世の中に正しい筋トレ知識が無いだけで、筋トレ難民が続出している日本には改革が必要ですよね。

筋トレ講習会に医師として参加すると筋トレ指導者が皆この迷信に苦労されていることを訴えて来ます。

機能低下を訴える患者さんにモミモミしたり押したりするんじゃなくて、まともな筋トレが出来る世の中に変えたいものです。

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Re:リハビリ改革
2012年02月22日水

今度の月曜日は勉強させて貰います^^v

法律の壁

制度の壁・・・

色々ありますね、

僕もそれらを考えて突き進んで行きたいと思います。

これからも宜しくお願いしますm(..)m

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