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02.12.16:09 [PR] |
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07.12.23:44 エネカン講演会 |
今日は私の尊敬する新宮先生のNPO法人エネカンの講演会へ行ってきました。
一応、私は会員です。
話の内容は、エネルギー資源の枯渇と幸福の話、井原西鶴、パスカルの賭けの話など、多岐に渡る面白いものでした。
今、世間で言われているような、景気回復に消費の活性化と言いながら環境保全と言っているのは矛盾だと仰っていました。消費を活性化すれば、環境が破壊されると。なるほど。
その他、井原西鶴の経済と環境に対する考察の鋭さを指摘され、「パスカルの賭け」という神がいるのといないのとどちらを信じた方が良いかという話をされていました。
神がいると信じてこの世で善行を尽くして、神がいなかったとしても人生が終わっても損失は無く、神がいれば人生が終わって天国へ行けるという利点がある。
一方、神がいないと信じれば、善行など考えずに好き勝手に生きて、そして死んで神がいなかった時に好き勝手出来て死んで終わりってのは損失は無いが、神がいた時に地獄へ落ちて永遠に続く苦痛が待っているのは大きな損失で、よって結論としては神がいるとした方が都合が良いと言う話らしい。
実際はそんな損得で神を信じても、結局見返りを期待した善行になるので、それほど天国には行けないのでは?と言っておられました。
何が言いたいかと言うと、環境を守って経済が失速すれば貧困な生活が待っているが、経済を活性化して環境を破壊すれば人類の破滅が待っていると。人類の破滅と貧困な生活とどちらを取るかという話。
同じような話で、JEVONS PARADOXというのがあるらしい。食料不足を回避する方法として、食料の生産をあらゆる方法で上げるという方法。農薬(エクステンデッド)、遺伝子組み換え(コーディネーター)など駆使しても、結局食料が増えれば更に人口が増えるだけで更なる食糧不足を招くという矛盾を指摘していると言う話もあるらしい。おっと、ガンダムSEEDの話か?
他にも色々面白い話があったのですが、長くなってきたので次へ行きまして、新宮先生が作っている
太陽炉「はんたか」の実演がありました。簡単に言えば虫眼鏡で太陽の光で黒い紙を燃やしたのの凄い版です。
テレビ番組で2度ほど放映されたようです。
太陽炉と言いましても、ガンダムOOでガンダムに搭載されている動力源では無くて、太陽を使った炉です。
実際、1500度だったかな?まで上がるらしく鉄も溶けるそうだが、今回は曇りのためゆで玉子作りに失敗しましたが、本当は凄い天然オーブンらしいです。
そして、今後この巨大な虫眼鏡は何に役立つのかと新宮先生に質問したところ、水道が供給されていない地域に水を薪や化石燃料のエネルギー無しに沸騰させることが可能で、飲料水の供給に使えると考えておられるそうだ。
ところで、新宮先生の著書と言えばなのですが、私としてはこの著書は衝撃を受けるほどの感動は無かったのですが、実は、「黄金律と技術の倫理 明日のエネルギーと環境・お経と工学」という一般書店で販売していない名著がある。![DSC00828.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/895a17c868a0bf25456fbfc872f8173f/1215870580?w=200&h=150)
これは、私の中ではかなりきている良書だ。
何故、上の本が出版できてこれが出版されていないのか?出版社の目は節穴としか言いようが無い。
このことを、新宮先生に伝えたところ、やはり、そういう意見も多いとのこと。
しかも、皆さん朗報です。
な・な・な・な・なんと、、、、、、エネカンの新宮先生に言えば、まだ、いくらか在庫があるらしく、購入可能らしい。ちなみに2000円くらいで私は購入したと思います。こんな良い本が安い!!っていうくらいの内容です。博識の新宮先生だからこそ書けた一冊。そんじょそこらの教授が頑張っても書けない内容やと思います。
ということで、そんな会でした。
一応、私は会員です。
話の内容は、エネルギー資源の枯渇と幸福の話、井原西鶴、パスカルの賭けの話など、多岐に渡る面白いものでした。
今、世間で言われているような、景気回復に消費の活性化と言いながら環境保全と言っているのは矛盾だと仰っていました。消費を活性化すれば、環境が破壊されると。なるほど。
その他、井原西鶴の経済と環境に対する考察の鋭さを指摘され、「パスカルの賭け」という神がいるのといないのとどちらを信じた方が良いかという話をされていました。
神がいると信じてこの世で善行を尽くして、神がいなかったとしても人生が終わっても損失は無く、神がいれば人生が終わって天国へ行けるという利点がある。
一方、神がいないと信じれば、善行など考えずに好き勝手に生きて、そして死んで神がいなかった時に好き勝手出来て死んで終わりってのは損失は無いが、神がいた時に地獄へ落ちて永遠に続く苦痛が待っているのは大きな損失で、よって結論としては神がいるとした方が都合が良いと言う話らしい。
実際はそんな損得で神を信じても、結局見返りを期待した善行になるので、それほど天国には行けないのでは?と言っておられました。
何が言いたいかと言うと、環境を守って経済が失速すれば貧困な生活が待っているが、経済を活性化して環境を破壊すれば人類の破滅が待っていると。人類の破滅と貧困な生活とどちらを取るかという話。
同じような話で、JEVONS PARADOXというのがあるらしい。食料不足を回避する方法として、食料の生産をあらゆる方法で上げるという方法。農薬(エクステンデッド)、遺伝子組み換え(コーディネーター)など駆使しても、結局食料が増えれば更に人口が増えるだけで更なる食糧不足を招くという矛盾を指摘していると言う話もあるらしい。おっと、ガンダムSEEDの話か?
他にも色々面白い話があったのですが、長くなってきたので次へ行きまして、新宮先生が作っている
テレビ番組で2度ほど放映されたようです。
太陽炉と言いましても、ガンダムOOでガンダムに搭載されている動力源では無くて、太陽を使った炉です。
実際、1500度だったかな?まで上がるらしく鉄も溶けるそうだが、今回は曇りのためゆで玉子作りに失敗しましたが、本当は凄い天然オーブンらしいです。
そして、今後この巨大な虫眼鏡は何に役立つのかと新宮先生に質問したところ、水道が供給されていない地域に水を薪や化石燃料のエネルギー無しに沸騰させることが可能で、飲料水の供給に使えると考えておられるそうだ。
ところで、新宮先生の著書と言えばなのですが、私としてはこの著書は衝撃を受けるほどの感動は無かったのですが、実は、「黄金律と技術の倫理 明日のエネルギーと環境・お経と工学」という一般書店で販売していない名著がある。
これは、私の中ではかなりきている良書だ。
何故、上の本が出版できてこれが出版されていないのか?出版社の目は節穴としか言いようが無い。
このことを、新宮先生に伝えたところ、やはり、そういう意見も多いとのこと。
しかも、皆さん朗報です。
な・な・な・な・なんと、、、、、、エネカンの新宮先生に言えば、まだ、いくらか在庫があるらしく、購入可能らしい。ちなみに2000円くらいで私は購入したと思います。こんな良い本が安い!!っていうくらいの内容です。博識の新宮先生だからこそ書けた一冊。そんじょそこらの教授が頑張っても書けない内容やと思います。
ということで、そんな会でした。
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