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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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02.11.17:23

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  • 02/11/17:23

06.16.03:31

混合診療

現在、混合診療の自由化が議論されているようだが、だいたい出てくる話が見承認の抗癌剤を保険診療と並行して使うのを許すという話だ。でも、保険診療と自由診療を併用して治療できるとなると、その他にもいろいろと考えることがあるように思う。

まず、個人の医者の裁量でより実験的な医療が行われる危険性はあると思う。世界でも承認されていない未承認の医療を堂々と行えるわけですから。まあ、脳脊髄液減少症のブラッドパッチみたいに、混合診療禁止下でも自由診療で思いつきの治療をやる医師はいるわけですから。

逆にテクノフォビアな医者が祈祷や呪術のような怪しげな行為と保険診療を組み合わせるなんてことも起こってくるかもしれない。

現行保険診療は整形外科においては、自宅へ帰れれば医療の対象外的なところがあるので、アスレティックリハビリテーションなどは、保険適応外と聞くので、並行して保険診療と行えるようになれば、より運動を真剣にやる医者も増えてくれるかな?などと期待が持てなくもない。

もともとアイアンクリニックリハビリセンターも、混合診療を避けるために別棟で診療所として申請せずに真剣な運動が出来るようにと考えて作ったものだ。まあ、結果親父が時代に逆行する安静大好き診療をやり続けているので施設は使われず、もったいないので私が細々と運営している状態だが。

まあ、エビデンスに反する安静大好き診療でも、実際現在ニーズはあるわけで、そういった意味では、混合診療が認められれば、逆に患者側に選択肢の幅も増えるかもしれない。

人造人間みたいにしてくれる医療を選ぶこともできるし、楽して寝たきりになる医療も選べるし、死ぬまで動ける身体を作ってくれる医療も選ぶことが出来るようになるだろう。でも、最初は患者さんが困惑するかもしれませんね。医療の標準化は保険診療の枠外の行為が認められれば崩れるでしょうね。
江戸時代の医療を研究して自由診療で復活させる医者も出てくるかもしれませんし、何も未承認先端医療を使うとは限りません。

混合診療になると、施設基準とかも大幅に変更されるんでしょうね。診療所とか病院とか開設しようと思うとバリアフリーとか京都はうるさいわけですが、いや、うちは混合診療でバリアアリーで患者さんの足腰を鍛えてもらうんだという医師が出てきたら、どうなるのかな?

まあ、保険診療の適応もいまいち納得しかねると思っている医師も大多数でしょうし、混合診療解禁は良いんじゃないでしょうか?そうなると、リハビリで希望する患者さんには普通に筋トレがしてもらえることも期待できるかな?でも、そっち方向には行かないんだろうな。多分残念ながら。

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07.18.19:05

もったいない

今日、空き時間にリハビリ室を眺めていると、肩と腰にマイクロ波を当てているおばあさんがいた。
それが終わると、エアコンで膝が冷えたと膝にマイクロ波を当てていた。

なんとも、非エコロジー!!

外に出れば、どこも痛くないんじゃない?

エネカン会員としては、どうかと思いました。

愚かな人間社会の縮図を見た気がしました。

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03.19.22:16

私の運動療法その後

今日は、以前お話した87歳の男性が私のリハビリを受けに来られた。

私は彼を閉塞性動脈硬化症による間欠性跛行と診断しているのですが(何故整形外科医がとか変な疑問を持たないで下さいね)、間欠性跛行が著しく改善しているそうだ。

Yes!!

今まで何度も間欠性跛行を診断治療してきたが、理学療法士にリハビリを頼んで改善した試しが無かったが、KIS理論による運動療法の威力に我ながら感動した。

まあ、医学的には1例のみの改善報告なんて
のデータだが、私にはうれしい一歩だ。



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03.15.18:17

気分障害・不安障害研究会

何故か、精神科の会に参加しています。
認知行動療法についての話を聞いてみたくて、一応開業してるので他科の情報が入るので、整形外科ではないの会に参加してみた。
しかし、精神科も薬物療法メインだなと感じました。

精神科でも精神療法が重要だと最近言われているらしい。整形外科でも運動療法が軽視されているので、同じ状態なんだなと思いましたね。

精神科も整形外科も機能障害を相手にするかですから、機能を向上させないとダメでしょ。

最後に講演された大野裕先生は有名人らしい。認知行動療法の話だったが、新しいものというより、知っていたことを改めて気づかされることはあった。

色々話を聞くことは良いことだと思いましたね。





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03.11.21:21

妊娠、出産、育児

昨日、義理の妹が無事女児を出産した。おめでとう。

しかし、「病院」と言うところは、KIS原則で動いている私にとって本当に異常な「場」だ。

生まれたところで母子分離し、母乳の吸いつきが悪ければすぐにミルク。うちの子の時も同様でしたが、普通を愛する私にとっては異常だと思う。まあ、問題ないのでそうしているのでしょうけど、少なからず害を被っている人もいるような気がする。

石田勝正先生の弟子?としては、疑問を感じるところだ。詳しくは師匠?の著書を参照して下さい。

普通に異様な健康?を目指す私にとって、病院ってところは健康の素人、育児の素人、普通を嫌う人の集う場に感じてしまう。異常なことが起こった時に、普通にしないで最善は尽くしたと言うための逃げ道作りとも思えなくもないし、それが相当危険でもなければやっちゃうのかもしれませんしね。

分娩時よく行われている、会陰切開もかなり根拠は薄いんですよね。うちの奥さんもやられましたが。一応、横からそのおっさん(先生?)に言ったんですが、説明も程々にやっちゃってましたね。

ということで、そのうちセミナー育児篇も作ろうかな?なんてね。

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