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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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11.22.00:31

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  • 11/22/00:31

10.11.12:05

慢性疼痛の損傷と運動

私なりにまとめた慢性疼痛になる人の傾向ですが、痛みは損傷であるというモデルを信じている人と、痛みは運動が増悪因子だと信じている人だなと。

よく整形外科の外来に来られる患者さんの発言で「何もしてないのに痛くなりました」というのがある。
この人は完全に上記を信じている人だ。
運動しなければ痛みは増悪するはずもないし、損傷が無ければ痛くなるはずがないと思っているので、このような発言になる。

しかし、症状安静を勧められる医学論文がまだ1件もなく、安静の危険性を示す論文が山ほどある中で、運動する方が身体を痛めるという考え方は大きな間違いとしか言いようがない。
別に医師は全員こう思っているわけでもない。主観的な体験と伝統的通説を重んじる医師は絶対にこうは言わないし、医師で慢性疼痛を患っている人も多い。

そういった大人に限って子供には鍛え方もしらないで無茶苦茶拷問のようなしごきをして、本当に使い過ぎの怪我をさせたりしている気がする。

あと、「変な動きをしたので」とか「かばっていて他のところが」といった発言もよく聞く。
もちろん可動範囲を超えて関節を動かせば、変な動きをしたので損傷したというのは納得のいく話だが、骨折、脱臼、捻挫をせずにいられない。だから捻挫だと可動範囲内で思っている人も多いようだが、私はどうかと思う。
たいたい、ちょっとかばったくらいで痛くなるってのはどんだけ運動不足で弱ってたんだ?って話なわけですよ。普通に考えれば。まあ何がしかかばってれば、通常生活に比べて負担はかかるでしょうが、普段から運動習慣があれば多少の筋肉痛程度でしょう。

ということで、痛みと言うのは損傷じゃない機能的なものが圧倒的に多く、それは運動で改善はしても悪化することは無いと考えて間違いないと思いますね。

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