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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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11.21.21:06

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  • 11/21/21:06

12.01.01:23

触るな!

筋トレが分かってない人は、すぐにトレーニングしている人に手を出そうとする。
スタッフ見てても感じることです。
私は手を出しているようで、ほとんど力出しません。
何故なら、トレーニングしている人は高強度な運動をしないといけないのに、強度を下げたら申し訳ないから。
トレーニングしていて分かってない方も、手伝ってもらえるのに慣れてしまうと力を出さない。そういう人はさくっと重量下げて自分でしてもらう。高強度な運動してもらわないといけないので。

そういうことをしながら、そう言えばインストラクターがいるようなジムでトレーニングしている最中に「頑張ってますね!」みたいに近付いてきた分かってない兄ちゃん。
私がトレーニングしているのに触ってきたので「触らないで」とか何とか言ったのを思い出しました。
まあ、触るな!ってことですよ。

私のトレーニング人生で絶妙な補助入れてきたのは、O-ZONEの林さんくらいかな?

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11.28.05:28

安静の危険性

日本の通説、日本人の深層心理として、病気や怪我は安静にしなければならないという思い込みはかなり強い。

私は医学論文上、安静がかなり危険なことを知ってから、すっかり深層心理まで入れ替わって、全く安静を評価しません。

ですので、外来でも全く患部以外の安静を指示しませんので、違和感を持たれることが多いように思う。
そういう人の方が実は医学的事実を無視しているんですが、なにせ深層心理に透徹するほど信じられていますから、なかなか受け入れられない。

臨床的に見ていても、安静で不幸になっている人が、そういう目で見ていると圧倒的に多い。
なにせ、医療者ですら医学的叡智を無視して、患者さんに暴力的に安静を指示しますから、それで動けなくなっている人、寝たきりになっている人も多い。

他院で運動器の機能障害を起こした人が、うちに来て良くなられるのは、安静にしないからだ。
もちろん、体力を向上することに重きを置いて治療していますが、まず、安静にしなくなって頂くだけでもかなりの好影響があると思う。
うちで症状が軽快されて来なくなられた方でも、安静にしなければ結構その後も大丈夫なんですよね。

筋トレで筋力10%上げれば、安静にしなければ年1%程度の筋力低下なので、10年近くもつということですからね。これが安静にすれば20日くらいで元通りということですから。

そう考えると逆に筋トレの価値が分かるでしょ?
安静の重要性と筋トレの軽視という、医学的に逆の評価をしている人が医療者の中でも多いですよね。

これ、トレーニングしている人の中でも、筋トレ以外の日は、超回復、成長させるために安静にしないといけないと思っている人多いですもんね。それに私が否定的なのはこういった理由からです。

本当は、安静は危険、筋トレは重要なんですよ。

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11.25.00:27

一発屋

自分の店を始めて2年が過ぎましたが、診療所も運動施設も1回だけ来て以後来られない方が結構おられます。

はっきり言いまして、1回やっただけで何も変わらないのは間違いないし、効果を実感も出来ない。
全くもって勿体無いです。

折角、1回目のトレーニングを始めようと来られたのに、何の効果もなく辞めて、恐らく筋肉痛の記憶だけが残るのでしょう。
お金払って嫌な思いだけしたってことですよ。

何回か来られれば、間違いなく自分の身体の変化を感じるのは間違いない。
衰えるだけ変わらない自分でない、新しい自分が感じられる喜びを感じずに、終わられる。
確実に報われる努力を知らずに辞めていく。

残念でならない。

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11.08.09:37

懐古

ふと、大昔の生ダイエットした時の写真を見たら、結構背中いいね。
昔から引く方が強いからね。



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10.29.12:29

筋トレ習慣って?

運動習慣はありますか?と問診表に書いてあると、「筋トレ」と書く人が時々いる。

で、オーバーワークで痛めている人もいますが、普通のおばさまでそう書かれている場合も多い。
なのに、症状は筋力低下的なものだったりする。

で、実際に運動してもらうと、全くパワーが無い。
こちらは筋トレ習慣があればこれくらいはできるだろうと思って運動してもらおうとすると、一般レベル以下くらいで面食らう時も時も多々ある。

有名女性専門ジムとか、Blood Flow Restriction Trainingのはしりのジムとか行っている方もその類だ。

そういう方の筋トレって、マシンを使っているとかおっしゃるのですが、運動の仕方が根本的に筋トレじゃないんですよね。
マシンや重りを動かせば筋トレでは無いんです。
なので、効果が出せていない。

で、おそらく彼らに指導するインストラクターも筋トレが分かってないからそういったことになるのでしょうね。

筋トレと称する筋トレじゃない運動が多いね。

だから、キストレって私は言うようになったんだな。

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10.23.02:41

運動フォーム

どうも世の中の多くの方は運動のフォームというと、関節の角度がとか、姿勢がとか、動かす軌道がとか、そういったところを重要視しておられますよね。
で、そういう動きをしないと筋肉に効かないで怪我をするよと。
スクワットで足より膝を前に出すななんて、その典型例でしょう。

で、私ももちろん筋トレにはストリクトフォームが重要だと考えていますし、そうじゃなければ筋トレにならないとすら思っています。

しかし、私が考えているストリクトフォームは筋肉がどのような運動を行ったかということで、関節の角度や姿勢や軌道を気にしたことはありません。

で、怪我を予防するフォームでとおっしゃる方も多いのですが、怪我をするのはフォームの悪さじゃないと思っています。
基本的に運動は身体に良いので、フォームが良かろうが悪かろうが運動した方が身体に良いと考えます。
では、何故スポーツ外傷やスポーツ障害が起こるのか。

外傷は突発的な大きな外力で起こるわけですから、筋トレでは余程、失敗してバーベルを落としたとか、通常では無い不慮の事故が発生しない限り起こらないと思います。

では、スポーツ障害は?ということですが、これは強度、容量、頻度が全体的に高すぎるから発生していると考えるべきです。いくら良いフォームで運動したことろで、高強度、高容量、高頻度な運動を続ければ、怪我は必発です(※ここ重要)。

もちろん、筋トレの効果を出そうと思うと、強度が高い、最高強度の運動が必要で、要するに爆発的に筋肉を使って欲しいのであって、角度や姿勢や軌道にこだわって欲しくないのです。そんなことを気にするくらいなら思いっきり動かしてくれと。
ですので、私の運動指導は基本的にグリップも本人の自由ですし、引き方、押し方のフォームなんてものは指導しません。本人が思いっきり力を出しやすい角度、姿勢、軌道で、思いっきり押して引っ張って粘ってくれというだけです。

ですが、目的の筋肉を最大限に使う運動が出来ていない、思いっきり力が出せていない、要するにストリクトフォームじゃない時は注意します。
これが、なかなか知識も経験も浅い人には違いが分からないようです。実際、なかなか伝えにくい。

要するに、キストレで怪我するわけがないと私が言い切るのは、フォームじゃない。容量と頻度が低いからなんですよね。

しかし、いや、私は一度のきつい運動で怪我した人を見たことがあるという方も多いでしょう。
それは、それまでが運動不足過ぎたかオーバーワーク過ぎたか背景を知らずに急に無茶苦茶高強度高容量でやらせたからだと思うんですね。
ですので、弱りすぎて患者状態からスタートする人には、まず患部のトレーニングだけからやっていますし、しごかれ過ぎている学生の子が、親にもっと強くなるためにとか言われて連れて来られた時に、今日は始める日じゃないと親の教育から入ることもありました。
各々の背景に合わせてストリクトフォームで最大強度から始めれば、何ら問題ないわけです。

よく、突然きつい運動をして筋腱断裂なんて起こしますが、これって、運動不足で弱ってきて筋腱の強さのアンバランスが生じているとか、スポーツ外傷かと思いきや、実はオーバーユースで疲労しているところに発生しているスポーツ障害であるかのどちらかではないかと思っています。

これ、業界人で同意する人、多分皆無でしょう。
運動知識が真っ白でキストレから入った人にはよく分かるでしょうけど、運動経験や指導経験あったり、雑念、妄念が完成している人には理解し難いでしょうね。

だから、運動指導者は子供に故障させまくって、医療機関行ってもうまく治療できてないと思ってるんだな。

スポーツ指導でもルールの前にフォームから教えるような感じが多い気がしますが、ルール内で自由にやって強い子がフォームが良いと言われているだけな気がしなくもないです。
運動はフォームじゃないよ。

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10.18.18:49

少年の筋トレ指導

最近、立て続けに12歳くらいの男の子のスポーツ障害が来ているので、筋トレリハビリしていくところです。
少年野球の調査には下記のように一般論では書かれていますが、自宅では無く、整形外科クリニックでの練習なのでしっかりやります。
が、結構そういう成長期って筋力がついてきてないですよね。
何をやっても成長する時期ではありますが、やはり骨の成長に他が追いつくように運動しないと怪我しますね。
ということで、青少年のキストレも楽しいですね。



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10.07.21:07

ローイングに思う。

ローイングで背中の筋肉を使おうとするとしっかり引き切ることが重要だ。
しかし、結構見てると、引き切れない人が多い。
日本人は背中が弱いと昔はよく言われていたが、この辺も影響しているのだと思う。
伸び切っている辺りで引くと腕引きになってしまって、背中は脊柱起立筋の収縮だけで靭帯の支えで動かせてしまう。

背筋を付けようと思うと、背筋を意識するんじゃなくて、背筋を使う動きをしなければならないはずなんですよね。
背筋を使う動きをしたら、意識しなくても使わないことは不可能なわけです。
しかも、思いっきり引き切れば、思いっきり背筋を使わざるを得ない。

どうも、筋トレと言うと筋肉を意識することの重要性が強調されているが、私はそうは思わない。

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10.04.09:20

運動が苦手

なにかと運動とスポーツの違いが明らかではない我が国の体育教育ですが、比較的高齢になって弱られているので「運動しましょう」と言うと、「運動は苦手で」と言う方が多い。

定義的には運動と言うのは身体が動けば運動です。マッサージで他人に動かされているのも運動と言えば運動です(他動運動と言いまして、いわゆる運動の有益性はありませんが)。

で、一般的に運動というと自動運動ということです。要するに自分の身体を自分の筋肉を使って動かす。
肘を曲げたり、首を回したり、膝を曲げたり自分でするのが運動なわけです。

一方、スポーツというのは運動を含みますが、基本的には誰かと何かを競うゲームです。
ですので、スポーツが苦手というのは大いに有り得ます。勝ち負けですから、負け続ければ苦手です。

ということで、「運動が苦手で」と言うのは、「肘を曲げるのが苦手で」「首を回すのが苦手で」「膝を曲げるのが苦手で」とか言っているのと同じってことになるわけです。

いないでしょ。

運動はやるかやらないかで、勝ち負けは関係ありません。

ですのでやりたくない人はいても、苦手はいません。

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09.25.22:33

甲野善紀先生

今日は、空手を始めた息子が上達の糸口になるかと、甲野善紀先生の講習会へ子供達と参加した。
数々の身体の使う技術を紹介して頂いた。

私が以前滋賀県スポーツ医会で、甲野善紀先生の講習を初めて受けた(と言うか甲野先生を全く知らずに参加した)時はまだ竹刀(真剣も)の持ち方は手を揃えるというのに気付かれた頃だったと思う。
その時は、御高齢の先生(医師)ばかりで、やたらと私を相手に指名して頂いたのを記憶している。
その時の感想は、「身体の使い方オタクの先生には出来ても、一般人に適応できるのかな?」というのが大きかった。

あの頃よりは私自身も、多少身体の使い方を理解したので、今日は甲野先生の新しい技「内腕」にも対応できたかな?

甲野先生は筋トレ否定論者と思われるが、きっと私のセミナーを受けると考えは変わるだろうなと思いながらも、実は私自身は筋トレにそういった身体の使い方を使いまくってたりするんだな。

私のキストレ理論では最もパワーが高い運動が必要で、最もパワーが高い動きは心身の使い方が重要になる。何気に教えてるキストレも、実は身体の動きについても深いんだよねー。

次の私の筋トレには「内腕」の応用を考えてみようと思っている。
まあ、そこは筋トレの深みではあるが、基本では無いしね。


と、アンチ筋トレ派であろうと、吸収できることは吸収しないと勿体無いしね。

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