忍者ブログ

筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
RECENT ENTRY RECENT COMMENT
[09/26 藤ヶ谷ケン]
[03/25 NONAME]
[02/06 狭窄症]
[05/17 シャア大佐]
[08/24 はらだまさる]
[08/23 SATO]
[06/15 立川幸治]
[06/15 立川幸治]
[05/17 ☆健食第一主義☆]
[05/11 ☆健食第一主義☆]
[06/08 筋肉ドクター]
[06/07 やッさん!!]
[05/25 骨じい]
[04/18 筋肉ドクター]
[04/12 NONAME]
[04/06 ほねつぎ“やっさん”]

11.23.16:01

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



  • 11/23/16:01

07.31.19:31

科学的トレーニング

世の中煙に巻いたような内容のくせに、科学的トレーニングなどと語っているものが多い気がする。
そういうの書いている人って科学とは何か考えたことないような人が多かったりする気がします。

大体、科学ってのは何かって、カール・ポパーの科学哲学的に言えば、反証可能性を認めるのが科学であって、現在はこう思われているけど、間違っているかもしれないというのが科学の定義になってしまう。
そんなトレーニング、ウィダー法でも何でもありだ。

で、データからメカニズムを解明する帰納法だの、メカニズムの仮説を立ててデータを検証する演繹法だのと言われるが、結局完全な帰納法も演繹法も無いわけで、要するに現在の世の中で科学的に正しいと思われているのは、要素還元論的にメカニズムを解明するか、多くの人に統計的に有効性が高いエビデンスというものを、科学的と呼んでいる気がする。

で、世の中の科学的トレーニングというもので、要素還元論的に証明されたトレーニングを論じているかと言うと、結局科学的と言っている著者が思うメカニズムの解釈であったり、きっちり統計を取って検証した結果でも無く、少数のクライアントに行って効果があったと謳っているものばかりな気がします。

で、私が思うに、現在筋力が強くなるトレーニングのメカニズムなんてまだ全然要素還元論的に解明されていないし、高いエビデンスのトレーニングなんて、運動というもの自体の要素が多すぎてまだ証明できていないと思います。

で、高いエビデンスがあるトレーニングがあったところで、例えば99%の人に有効性のあるトレーニングが証明されたとして、なぜ、残り1%の人に効果が出ないトレーニングなのかというのは統計というものの性質上分からないでしょうし、そこで要素還元論的に解明するのも無理があると言うことです。

で、結局私が思う科学的トレーニングはKIS原則以外に無いと思っています。単純に普通に考えて皆に効果があるというトレーニングです。もちろん力学的なことは考慮しながら。

詳しくは、アマゾンで「キストレ」で検索!!

拍手[3回]

PR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
URL
FONT COLOR
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら