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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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11.23.02:50

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  • 11/23/02:50

03.10.02:32

ニュートン力学のパワー

キストレ理論の根幹は物理学だと思っています。

で、最も効果的な筋トレは、目的の筋肉が最も☓☓な運動をした時と言えると思うという話をしています。

これが、何でもありの中から自分の最適なとか、感覚でとか、刺激になれるから色々な刺激をとか言い出すと、文化系的な文学的な話になって意味が分からなくなってしまうと思っとるわけです。

でこの最も効果的な筋トレは、目的の筋肉が最も高強度な運動をした時というのがキストレの理論です。

しかし、この強度という言葉も、実はちょっと文学的な表現なんで、物理学的じゃないんですよね。

では、この強度intensityって何?って言われた時に、私は多分、パワーだと思うと言っています。
でも、英語でもこのパワーをいい加減に文学的に使っている体育系の研究者が多いように書いてあったりしますが、私の言っているパワーはニュートン力学のパワーです。

これは私の感覚的な話で、あら?文学的みたいですが、しかし、世の中の文献は、このパワーというのを、物理学的にエンジンとかと同じように考えて、力×速度と理解して関節のモーメントと角速度から求めようとします。

これすると、短縮性収縮のパワーは出ても、伸張性収縮のパワーが計算外になるんですよね。
で、最大パワーの発揮できる運動は1RMの30%の重量でとか言い出すんですよね。

大体、単関節運動を関節を中心とした円運動と捉えて、モーメントと角速度ってのがまず間違いの元じゃないかな?

筋肉の収縮だけで考えれば、単純に縮んだ距離と引っ張った力とそれに要した時間から計算する方が短縮性収縮で発生するパワーの計算も正しいと思う。

で、じゃあ、伸張性収縮のパワーってって話になると、そりゃ、角速度上げようと思ったら筋肉を弛緩させるのが一番早いわけで、モーメントは?とおかしな話になるし、じゃあ、仕事を時間で割ろうとしても、位置エネルギー的にはマイナスになる運動なので、マイナスの仕事ってことになってしまう。
大体、等尺性収縮のパワーはゼロですしね。動かない運動の仕事はゼロですし、それを何で割ろうがゼロなわけです。物理学がおかしい?

でも、筋トレってのは短縮性収縮と伸張性収縮を繰り返すのが高強度と思われるわけで、なかなか単純な単関節運動の筋収縮でも何ワットの運動ってのが読み辛いんだと思う。

で、結局、消費したエネルギーを時間で割るとかいろいろ考えて呼気ガス分析や血液ガス分析とかから最大パワーの予測値出したりしているようだが、眉唾な値な気もする。

で、キストレでは、要するに、できるだけ短縮性収縮で動かせるけどキツいっていうところから運動初めて、伸張性収縮は収縮を保ちながら戻すってのを単純に重要視しているだけなんですよね。

でも、私の感覚的には最高に筋肉を強くする適応を引き起こす運動は、最大パワーな運動だと感じています。
私のゴーストがそう囁くのよ。

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