筋肉ドクターの気まぐれ日記

最近、新宮先生が話していて気になっていた老子を読んでいる。
老荘思想ってのも少しかじりました。

結構、好きな部分が多いですね。

孔子の「論語」っていう行動規範みたいな内容を批判しているんですよね。
特に「礼」について。

礼儀なんて争いの元みたいな感じです。

何故かって言うと、「徳」が無い人が多くなるから「礼」が必要になるみたいなね。

小さい頃から、挨拶をきちんとしない子供と言われ続けている私の違和感が分かりました。

本当に「おはようございます」って思ってないのに言うのに違和感があったのかな？

最近は大人になって心から「こんにちは」とか挨拶してますよ。もちろん。

本当に気持ちの無い「お大事に」とかも私は違和感があるのであまり言わないかも。
だってお大事にするかどうかは患者さんの選択でいいじゃん！って思ってます。
ボロボロで死んだってその人がそれで良いんなら良いじゃないですか。

おいしいもの食べまくって肥満で糖尿で死んだって、本人が幸せなら良いですよね。
メタボ検診なんて大きなお世話じゃないですか？

そうそう、前の布袋さんのブログで「幸せ」を超える「夢」っていう話がありましたね。彼は深いですね。
誰しも「幸せ」を望んで、達成してもまだ満足できないみたいな「幸せ」の上を行く「夢」。
渡邉美樹さんもキーワードは「夢」ですね。
私の「夢」ってなんだろう？？？

と老子からそれましたがモトイ。

ジェームス・スキナーさんじゃないけど、本当に病院に行くと、職場の入り口から「お疲れ様」って言われます。まだ働いてないのに。本当、器械的な挨拶。心と言葉が分離しています。
こう言う心無い会話が争いの根源ですか。なるほど老子さん。

あと、老子の素敵なところは新宮先生も言ってたけど「学」を否定しているところ。知識なんて余分な贅肉みたいな話です。アインシュタインもガンジーも似たこと言ってますけどね。
私もそんな気がします。

結局「道」ってのが老子のポイントなんですが、「一」とか「無」とか根源的なもののことを言っているようですが、私には「真理」って解釈すると分かりやすかったです。

と多少の医師らしくない発言も「老子」の思想ということで。

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