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05.17.14:17 [PR] |
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06.28.23:48 ワタミ経営説明会 |
去年は私の年賀状を見られた方ならご存知と思いますが、社長と家族で写真を気軽に撮れて、お話も少々できたのですが、今年は展示スペースが狭く、社長もウロウロしてくれてなかったのが残念でした。
お話を聞いているとまだまだ伸びそうな会社だと思いましたが、渡邉美樹社長無き後のワタミに魅力が持てる会社になるかはまだ微妙な感じに感じました。
その点、稲盛和夫さんは京セラもKDDIも自分がいなくてもちゃんと稼動するシステムを既に残しているので、立派ですよね。アメーバ管理会計。
まあ、まだまだ発展途上のワタミと感じました。
ただ、介護事業で評判がよろしいのは良いことで、おむつゼロ、特殊浴ゼロ、経管食ゼロ、車椅子ゼロ」の“4大ゼロ”を目標とするのも良いのですが、車椅子ゼロの達成には日本人の価値観「痛ければ、安静にしなければいけない」という私が常日頃闘っている価値観と向き合わなければならないのが抜けている気がしました。
入所者においしい食べやすいものを提供して、ちゃんとトイレで用を足させてあげて、一人一人お風呂に入浴させてあげる。良いのですが、本人の身体の機能を高めるボディビルの時間が抜けています。
痛い⇒安静⇒筋力低下⇒痛みの増悪という悪循環を繰り返していると説明しても、「痛くて動けない」と言う人がほとんどです。そういう患者さんは意外とスタスタと歩いて診察室に入ってきて「痛くて動けない」ようには見えないことが多々あります。
要するに、運動で損傷して痛みが発生すると思い込んでいる人が医療従事者を含む日本人全体の価値観だと私は思っています。
しかも、そういう慢性疼痛の方は組織の炎症、浮腫などを鋭敏に描出するMRIで加齢変化である変性所見以外ないんですよね。組織損傷による炎症なんて起こっていないのに、消炎鎮痛剤を投与されているわけです。
結局マッサージでも薬でも介護でも、本人に依存させるのは、提供する側の価値観の押し売りで自己満足だと思うんですよね。本人が喜んでいるんだから良いじゃないかと。
麻薬中毒患者が喜ぶから麻薬を提供する。ニコチン中毒の人が喜ぶからタバコを提供する。
これとそう変わらない価値観だと思っている私のような人は超少数派のマイノリティーですよね。きっと。
弱っている患者さんが喜ぶから安静にさせる。痛い患者さんが喜ぶから鎮痛剤、マッサージを提供する。
結局、本人の健康でパワフルでエネルギッシュに生きる将来を奪う行為ですよね。麻薬やタバコを提供しているのとそう変わらない。
依存させるんじゃなく、肉体の自立を促すにはボディビルしかありません。
でも、何で糖尿病や肥満患者だけ、おいしいものを制限するんだろう?筋力低下の人には安静を制限しないのに?
ね、ちょっとは皆さんそう思いました?
渡邉美樹社長の夢に世界共通の教科書を作るというのがあるそうですが、その中に、ボディビルトレーニングは必ず載せなければならないと感じている私です。
その教科書の一つとなる「無人島ウィー」
その絵本の絵を描いているKageさんという方に私の息子の似顔絵
ちょっとアホっぽい??
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