筋肉ドクターの気まぐれ日記

病院の医師の朝礼でよく、「入院患者が減ってます。増やして下さい。」みたいな話をしているのを耳にします。
スポーツマネジメントスクール出の私としましては、これはおかしいと思いますね。
逆の「満床で入院できません。」は致し方が無いにしても。

増やせって言われたから入院必要ない人入院させるという医者はいないと信じたいところですが、言うてるのが医者の院長だったりします。

ある意味医者はスポーツビジネスに例えると選手な訳ですから、試合の観客数が少ないからって選手に客を増やしなさいって言わないでしょう。それはマネジメント側の仕事ですよね。

もう一つ病院組織はトップの院長が医者しかなれないためか、その辺りを履き違えている老医師もいるのだと思います。ある意味自分達は頭が良いと信じていて、何でも出来るとでも思っているのかもしれません。

しかし、スポーツマネジメントスクールで知った、その辺のプロスポーツ産業の履き違えよりも、医療業界は更に履き違えているように感じます。

実際、患者数が減ったから受診患者数を増やそうとマネジメント側の事務が頑張っているのってほとんど見たことがありません。

その辺がごちゃごちゃな日本医療界ですね。

ある意味、マネジメントがきっちり出来る人が病院経営すれば、他の業界よりもうんとチョロイってことだと思いますね。

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