筋肉ドクターの気まぐれ日記

昨日は、明治天皇と教育勅語という現代人は右翼とカテゴリー分けしそうな会へ行ってきました。

何の派閥にもイデオロギーにも属さない私が聞いても、明治天皇って凄いリーダーシップのある方だったように感じました。

普通に考えてみたら、徳川幕府から大政奉還されて突然国に意見しなければならない状態になって、しかも西洋文明に遅れている弱小国家を日清・日露戦争で勝利に導いた方ですから、そりゃそうですよね。今まで全く気付いていませんでした。

そして、明治に入って西洋文明に晒されながら堕落して行く日本人の道徳観を危惧されていたようです。
「輓近、専ら知識才藝のみを尚び、文明開化の末に馳せ、品行を破り風俗を傷ふ・・・自今以往、祖宗の訓典に基き、専ら仁義忠孝を明らかにし・・・道徳・才藝・本末全備すべし」
「朕、（東京帝大行幸）儲くる所の学科を巡視するに、理科・化科・植物科・医科・法科等は、益々その進歩を見るべしと雖も、主本となる修身の学科に於ては、かつて見る所なし。・・・」
と、文明開化や東大に日本人の良さが消されていると感じられたみたいですね。

龍馬伝は見ていませんが、明治維新時代って本当に今に欲しいようなリーダーがウヨウヨいたみたいですよね。日本の凄い時代ですよね。これってやっぱり教育の問題なんでしょうね。

で、明治天皇は教育勅語を作ったと。道徳の指針を自らも行動すると共に示されたようです。

なかなかいないですよね。今は。

しかし、こうやってみると、戦後もう強い日本にならないために道徳観をズタズタにしようとしたGHQの占領政策の方針は正しかったんでしょうね。

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