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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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04.17.02:33

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  • 04/17/02:33

02.17.00:00

今度、老人ホームのセミナーのために作ったレジメ

 運動機能維持のために

 

筋力の必要性

20歳から日常生活程度の運動では年に1%の筋力が低下する。

・床上安静では1日に0.5%の筋力が低下する。

・ちなみに無重力では11%筋力が低下する。

・大腿四頭筋の筋肉量が体重1kgあたり10gをきると自分の脚で歩くのが困難となる。

 

筋力低下が原因となる疾患

・関節炎、腱炎、腱鞘炎、靭帯炎

・変形性関節症

・骨粗鬆症

・寝たきり

 

筋力や運動機能の維持向上に、どんな運動でも効果があるわけではない。

 

運動の種類

1. 日常生活動作:通勤、肉体労働、家事、散歩。

2. 有酸素運動:少しきつい程度の運動を30分以上継続する運動。ほとんどのスポーツ。

3. 無酸素運動:短時間しか出来ないきつい運動。100m走、レジスタンス・トレーニング。

 

柔軟性を伸ばしたい。  ⇒ ストレッチ

心肺機能を保ちたい。  ⇒ 有酸素運動

筋力を維持向上したい。 ⇒ 無酸素運動

 

スクワットの重要性

加齢変化による筋力低下の中でも特に顕著に大腿四頭筋力低下がみられる。

歩行速度、歩幅と関係。

 

安静臥床の適応(Allen C. et al:Lancet, 1999

・安静臥床をテーマにした医学論文の中から、無作為対象試験を39件選び出して厳密に検討。

・安静臥床によって改善した研究はひとつもない。

 

 

文責 整形外科医 小島 央



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