忍者ブログ

筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
RECENT ENTRY RECENT COMMENT
[09/26 藤ヶ谷ケン]
[03/25 NONAME]
[02/06 狭窄症]
[05/17 シャア大佐]
[08/24 はらだまさる]
[08/23 SATO]
[06/15 立川幸治]
[06/15 立川幸治]
[05/17 ☆健食第一主義☆]
[05/11 ☆健食第一主義☆]
[06/08 筋肉ドクター]
[06/07 やッさん!!]
[05/25 骨じい]
[04/18 筋肉ドクター]
[04/12 NONAME]
[04/06 ほねつぎ“やっさん”]

04.20.08:55

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



  • 04/20/08:55

07.20.15:42

インセンティブ

私はあまりお金をもらう方にも払う方にも気にしないタイプだなと、サンデル教授の本を読んで思った。

善意の行為をしようとする時に、逆にインセンティブとして金銭が支払われることになると、善意が失われるという結果がしばしばあるようだ。

学生ボランティアに募金の必要性を説明して募金へ行ってもらい、募金した額のいくらかをインセンティブとして支払うと言われた学生よりも、何も支払わなかった学生の方が多くの募金を集めるといった話があるそうだ。

私個人としては本当にその募金の必要性があると思えばインセンティブがあろうと無かろうと、同じような行動をするような気がする。

医者で手術なんてやっていると、袖の下なんて渡されることもありますが、医者なんて善意の仕事だとすると、インセンティブを渡された方が適当な手術になることが多いってことになるんでしょうか?

昔、常勤医をやっている頃など、渡そうとする患者さんに「もらってももらわなくてもやることは一緒ですよ」ってよく言ってましたが、それで引っ込める患者さんも多少いましたね(笑)。まあ、渡したくて渡さないと気が済まないような人もいるようですが。

お金をもらわないと仕事しないっていうような医者も多い気がしますが、私は、もらおうがもらうまいが、言うこともやることも、頼まれれば変わりませんね。実際セミナーのインセンティブ?も凄い幅があります。

なかなかお金っていうものは人間が作り出した共通の価値感を表す数値指標ってもんでしょうけど、不思議なもんですね。

拍手[2回]

PR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
URL
FONT COLOR
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら