忍者ブログ

筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
RECENT ENTRY RECENT COMMENT
[09/26 藤ヶ谷ケン]
[03/25 NONAME]
[02/06 狭窄症]
[05/17 シャア大佐]
[08/24 はらだまさる]
[08/23 SATO]
[06/15 立川幸治]
[06/15 立川幸治]
[05/17 ☆健食第一主義☆]
[05/11 ☆健食第一主義☆]
[06/08 筋肉ドクター]
[06/07 やッさん!!]
[05/25 骨じい]
[04/18 筋肉ドクター]
[04/12 NONAME]
[04/06 ほねつぎ“やっさん”]

04.21.00:49

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



  • 04/21/00:49

11.09.01:29

自虐的職業

TPPで医療を成長ビジネスになどと、恐ろしい話が聞こえますが、何故恐ろしいか。
医療という仕事で儲けるには、患者を増やす、病気を治さない、余分な検査、治療をたっぷりやるというのが必須である。これ以外方法はない。

患者を増やすには、病気との関連性も不確かな検診でまだ健康に暮らしている人を病人に仕立てあげる。
病気を治さないためには、病気の本態を患者に伝えず、治る治療と関係のないトンチンカン方法を提供する。
単価を上げるにはできるだけ検査や治療を濃厚に患者さんにさも必要かのように伝えてやりまくる。

だから、真摯に患者を治すということに集中しようとすると儲けようとする医師より薄利になるのは当然です。
みんなが健康で医師が要らない社会が本来理想なわけです。

要するに、医療って仕事が無い世の中の方が幸せなわけです。
医師というのは自分の仕事を無くすのが仕事であるべきなんです。
自分が儲かるようにするというビジネスベースに乗せれば医療の質の劣化は避けられない。

この、自分の首を閉める仕事として有名なのが、警察を始めとする治安維持だ。
これをビジネスベースに乗せちゃっている米国で治安の悪化が避けられないのは当然なわけです。

米国ではどうやら警察の仕事を増やすために、警察が治安を悪化させる人とグルになるってのが伝聞する上ではありがちな話かもしれませんが、日本人はそこまで悪くないようだ。

なので、警察の仕事を増やすために治安を悪化させるのではなく、全く悪くない善良な市民を悪人に仕立てあげるという方法を取っている。
それが顕著なのが交通法規だろう。

バイクでのヘルメット着用義務や、車でのシートベルト着用、最近では自転車の不点灯なんてのも違反ということになっている。
しかし、本来、違反というのはこれをすると悪い、悪人であるというものであるべきだ。
これらってしなかったら自分が危ないだけで、悪人ではない。

どちらかと言えば、保険会社が事故の保険の支払をヘルメット着用してなかったら保険料が支払われないとか、自分が安全に留意しなかったことで、事故が起こった時に対処されるべきもので、決して悪人ではないと思う。

こういう、悪人でない人を違反だと逮捕する。これって、警察組織への市民の信頼感を損なうだけで、逮捕された人も運が悪かったと思う程度で、こんな危険な悪いことをしてしまったと猛省する人など皆無だろう。

こんなことをしているから、市民の協力を得にくくなり、凶悪犯を捕まえにくくなったりするんじゃないの?なんて思ってしまいます。

要するに警察なんて、やることがない社会が一番平和なわけです。無理に善良な市民を逮捕する必要も無いのです。


だから、こういう自分の首を締める職業は、国が管理しなければならないと私は思うわけです。
絶対民間のビジネスベース、資本主義に乗せるのは、私は大反対です。

拍手[5回]

PR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
URL
FONT COLOR
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら