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筋肉ドクターの気まぐれ日記

Killing Timeに日記を書き候
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04.26.07:55

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  • 04/26/07:55

02.20.00:50

手術

Wikipediaによると「用手的に創傷あるいは疾患を制御する治療法で、生体に侵襲を加えるものをいう。」ということです。
しかし手術とは何か?と柔道整復師の専門学校の問題で出すと、ほとんどの生徒が、手術じゃない治療でうまくいかなかった時の最終手段みたいな答えが多い。

きっと、これは一般の方々のイメージなんじゃないかな?
でも、癌などではまず手術で外科切除した後に、再発転移などに化学療法や放射線療法といった手術じゃない方法を使うこともあるわけで、必ずしも最終手段じゃない。

ある意味ターミナルケア(終末期医療)が最終手段だとしたら、私があまり用いない鎮痛や癒やしが最終手段かもしれない。

Wikipediaの説明の中でも一番重要なのは「侵襲を加えるもの」ってとこだと思う。

健康な人を手術したら侵襲的なわけだから、何かしら健康を害する行為ってことだ。主に傷害を与えるわけだ。
だから、それでもやって更にメリットが見込まれる時に初めてやるもので、別に他に手の打ちようがないからやるものでもない。

しかしこの、「治療の最終手段が手術」という信仰?は必ずしも一般人だけではなく、外科医の中にもそういった思いで手術を行っている人が少なからずいる気がする。
外来でそういった発言をしている医師を見たことも稀ではない。

昔、一般の方々のパーティーである方に「手術は怪我させるわけです」と言うと、驚いていておられたのを見て逆に自分も驚いたのですが、結構、日本で生まれ育った方にはそういう信仰が根付いていますよね。

もうちょっと、単純に自然にKIS原則で考えられないかな?

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